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凛として時雨の正体

凛として時雨が好きで、5年くらい前はよくライブに行っていた。コロナ禍以降、ライブ自体に行かなくなったので、時雨も5年くらい観ていない。

高校生の頃にリリースされた「just a moment」からずっと追っているくらい好きなバンドだ。ライブにはベストが出るタイミングから行くようになった。

初ライブは恵比寿リキッドルームで行われた、シークレットライブだった。傍観ではなくてmissing ling終わりだったのを覚えている。少しレアな公演だった。

最後に行ったのは、豊洲PITでやった公演だったのを覚えている。久しぶりに観た凛として時雨は、演奏も演出も鳥肌もんだった。TKの轟音のギター、345のベースは心臓が震えるし、ピエール中野のドラムは聴いてる人の心拍数をあげる。最後は傍観でTKはありったけシャウトした後ギターをぶん投げて、345は倒れ込み、ピエール中野は椅子から転げ落ちるように立ち去る。真っ赤に照らされたステージと彼らの彼らの真っ黒な立ち姿を観てステージは幕を閉じる。

短い期間ながらも、凛として時雨を観ていて思ったことがある。必ず終わった後胸が苦しくなるのだ。ライブ後の耳なりが凛として時雨を観たということを忘れさせない。苦しくて切ない。その感覚こそが凛として時雨なんだと気付いた。またライブ行こう

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