ハピネスダイアリー 初回
はじめに
ここ数年の記憶が無い。思い返すと、母の還暦をお祝いできたことや、姉に子供が産まれたことぐらいしか心に刻まれたことがない。あとはひたすらお酒を飲んで仕事をしていたと思う。初っ端からナイーブすぎる切り込み方だが、ただ思い出せないだけで、毎日何かしら良いことも悪いことも悲しいことも楽しいことも起きているに違いない。あとで読み返して笑えるように、2024年は少しずつ日記を書くことにした。よろしくお願いします。第一回目は時系列を覚えていないので、日付では分けずに書こうと思います。
ご挨拶
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年々、昔からの友達(いわゆるリア友)に正月の挨拶をすることもされることも少なくなってきている。誕生日や年末年始に連絡をくれるような、ラインのトークが上の方にいる人達を大切にしようと思った。
今年の抱負
今年の抱負は「beatmania IIDX SP中伝」と「日記を続ける」、この二つにした。毎年抱負を考えるけど実行も達成もできた試しがないため、ちゃんと身近で且つ達成できるものを設定した。中伝は毎日打鍵しないと達成できないと思うので、今のモチベを維持しながらがんばりたい。レベル12の地力Eぐらいしかまともに押せないので、道のりはかなり果てしないものである。配信をつけて練習を垂れ流しているが、見に来てくれたり、コメントをくれるみんなには感謝しかない。いつもありがとう。日記は電車での移動中や寝る前にでも書こうとかしら。まだはじめたばっかりではあるが、今から読み返すのが楽しみ。
チバユウスケ
昨年12月にチバユウスケが亡くなってしまった。数年前に恵比寿リキッドルームでThe Birthdayをはじめて見た。ストレイテナーとの対バンだった。ストレイテナー目当てで行ったライブだったけど、バースデイの存在感と熱量と漢らしさに圧倒されて、一気に虜になった。アンコールのMCで、チバさんが缶ビールとタバコを片手に「今日は随分とお行儀がいいね〜」と笑っていた。日本のロックンロールに形があるのだとしたらチバユウスケの輪郭をしていると思う。亡くなったことが発表された日、缶ビールを飲みながらバースデイの「抱きしめたい」を聴いて泣いてしまった。未来が見えず、匿名の声に怯えて生きていかなきゃいけない今日、チバさんの声を頼りに歩いてきた私たちにとってあなたの存在は光そのものだった。ステージ上で元気に歌うチバさんをまた見たかった。地元の酒田にバースデイが来た時無理矢理にでも帰省すればよかったな。ただ残念でならないのと、しっかりしなきゃなと思った。おかげで長年守り続けた禁煙は失敗した。
クリスマスプレゼント
いつからクリスマスに興味がなくなってしまっただろう。子供の頃の記憶で、枕元におもちゃと長靴の形をした入れ物にお菓子が入った物が置かれていてはしゃいだのを覚えている。中学生ぐらいからは、12月の誕生日とクリスマスを合体させて何か一つ好きなものを買ってもらっていた。毎年CDかゲームだったはず。18歳から過酷な労働環境にいたため、社会人になってからはクリスマスやハロウィンなどの華やかなイベントは鬱陶しいだけだった。クリスマスに感謝の正拳突きをしたり、画面の向こう側にいる2次元の彼女と過ごしたり、過ごす相手がいないとTwitterで嘆いたり、そんなネタすらも薄ら寒さを感じていた。今は街が賑やかでいいなーぐらいのところまで落ち着いているので、来年は楽しむフェーズに入りたいところだ。いつも頑張っている自分にクリスマスプレゼントを買ってあげた。エルレと自分からのクリスマスプレゼント。三十路の大人のクリスマスはこんなんでいいのかもしれないね。
親友とお話しをした
私には親友と呼べる存在の友達が2人いる。おそらくその2人も私のことを親友と思ってくれているはず。その1人と久しぶりに長時間ライン通話をした。お互い海外のエモやハードコア、メタルコアが好きなこともあり、ラインがヒートアップしたところで自分から通話に切り替えないか提案した。SAOSINのカブトムシジャケのアルバムはいつサブスクに入るのかや、BMTHのデスコア・ハードコア時代のアルバムがサブスクで復活している話など今まで通りの会話が続いた。話も尽きた頃、去年に行われた飲み会のあるワンシーンについての話になった。複数人でわいわいと飲んでいたのだが、その中の1人が親友の彼女について下品な下ネタを投下してきたのだ。いまでも鮮明に覚えているのだけれど、みんな笑っている中そいつと私だけが苦笑いにもならない顔のひきつりを見せていた。その話題が投下された後の記憶は本当に無い。通話ではあの話題は本当に悔しかったことと、自分は味方であることを伝えた。次はその場で守ってあげれるような人間になりたいな。心はひとつだぜきょうだい
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