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緊急経済対策108兆円の中身に不信感


内閣府が「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策~国民の命と生活を守り抜き、経済再生へ~」を公表しているhttps://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2020/20200407_taisaku.pdf

不思議なことが多すぎる????
これよくよく読むとこれここにいれるの?という費用や
これ関係ないよね?とか
これ今?という項目がいくつも入っている。

まず単純に不思議なのは事業規模の金額が108兆と発表しているところです。事業規模の金額は民間が負担する費用が入った金額
例えば3割補助とか民間企業の自己負担額や支払猶予がある費用が盛り込まれているようです。
税金社会保障の支払猶予が26兆円
企業資金繰り支援金(貸付)が約45兆円
これは支払猶予と返済ありきの貸付
国の予算を発表する時にそのような費用を含め全部庶民に配られるような印象で発表するなんてがっかりするからやめてほしい。


内閣府のHPに乗っている
取り組む施策の横に予算を書いてみました

財政支出39.5兆円

1【感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発】2.5兆円
マスク・消毒液等の確保
検査体制の強化と感染の早期発見
医療提供体制の強化
治療薬・ワクチンの開発加速
帰国者等の受入れ体制の強化
情報発信の充実
感染国等への緊急支援に対する拠出等の国際協力
学校の臨時休業等を円滑に進めるための環境整備

2【雇用の維持と事業の継続】22兆円
雇用の維持
資金繰り対策
事業継続に困っている中小・小規模事業者等への支援
生活に困っている世帯や個人への支援
税制措置

3【次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復】3.3兆円
観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテインメント事業等に対する支援
地域経済の活性化


4【強靱な経済構造の構築】10.2兆円
サプライチェーン改革
海外展開企業の事業の円滑化、農林水産物・食品の輸出力の維持・強化及び国内供給力の強化支援
リモート化等によるデジタル・トランスフォーメーションの加速
公共投資の早期執行等

5【今後への備え】1.5兆円

特に太字にした3.4.5番この緊急経済対策予算に入れる必要あるのでしょうか????PDFを読むと世界がコロナで封鎖されている時に先の話は後でいいじゃないと思います。

補助金レアメタルの確保や自家消費型太陽光発電の導入
5G設備を促進する金融支援海外向け商談プロモーション等
支援緊急予算を盛り込んだ予算発表今ですか???

総合経済対策費19.8兆円はすでに昨年12月のはじめにすでに補正予算が通っているもので今回のコロナとは全く関係ないのに
これが含んでいる事業規模の金額を発表
なにこれ!コロナ対策だけの予算案じゃないの!!!

コロナ対策資金は2.1兆円
財源確保のため、2020年度補正予算(案)で16兆8057億円の新規国債を追加発行し、今回決まった令和2年修正予算第一号16.8兆円
この中に
雇用の維持と事業の継続の10兆6308億円は入っています。
一世帯30万くばる予算は雇用の維持と事業の継続の10兆6308億円の中の
4兆206円
この中にマスクの配布代233億円も入っている
ほとんど配布費用らしい

国として先のことを考えるのはわかるけれど
こんな時に予算に入れる必要あるのかな?
これは別予算で組んで発表すべきではないでしょうか?

他の国はこんな国民に勘違いさせるような発表などどこもしていません。
純粋に目の前のコロナ対策に使う費用予算だけを国民に明確に伝えてほしい。

今回国民に配られる30万の予算は雇用の維持と事業の継続の10兆6308億円
の中に入っているから会社個人含めて10兆6308億円しかない。
これじゃ国民一律の補償や会社の休業補償なんて出せるはずがない。








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