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『収入を増やすにはどうしたら良いですか』という問い合わせには、『5年後、どんな本を出版したいか』と投げ返し、解決している件。

(約1600文字、目安時間約3分)

最近、20代からの個人的な相談が多い。
内容はほぼ収入に関することで、『収入を今後増やすにはどうしたら良いか』という内容だ。


時代の変化をモロに受けているし、見えない未来に対して不安に感じているのだろう。わたしも例外ではないし、その気持ちは少しは分かってあげられるつもりだ。

わたしは『風変わりで世間離れしている価値観を持っている(自称)』アラフォーだが、そんな人間に相談してくれるのは嬉しい。まんざらでもない。
(そう、単純な人間だ。)


また、このような悩みを社内で質問できる相手は限られているのだろう。


最近は、相談者とのやり取りはほぼ定型化されてきているのでまとめてみることにする。

相談者に質問すること

相談を受けた際は、基本雑談スタイルになるが、必ず質問していることがある。

5年後に自由に本を書いて出版できるならどんな内容にする?

その答えが『5年後なりたい姿』だと伝えている。

理想の仕事、収入、住まい、プライベートなどを想像してもらい、最初にワクワク感を持ってもらう。毎回、相談者の様子を見ると、不安な顔はなく、楽しそうにしているのが印象的だ。

わたし自身は、最初、中々未来のなりたい自分を想像することが出来なかった。だから最初に『やりたくないことをやらない』イメージをした。そうすると、後追いで『やりたいことが見える』きっかけになった。


やりたいことが分からない』人にもオススメしたい方法だ。関連記事は以下。

https://note.com/yoshikyolife/n/n4a40d8ccffec


ポイントとして、大項目中項目小項目に分けることを意識してもらい、ノートに書いてもらっている。

大項目

まずは大項目を設定する。
5年後に1番何を伝えたいか。
5年後にどうなりたいのか。
本のタイトルは何にしたいか。
何だって良い。


・年収1億円稼ぐ経営者になる方法。
・貯金ゼロだった僕がメルセデスベンツに乗れるようになるまでにやったこと。
・OLだった私が億ションに住むことになったわけ。
・365日24時間、キャンピングカー生活。
・冴えない◯◯が超絶美人(イケメン)と結婚するまでにやった50のこと。
・副業で◯◯稼ぎ、◯◯に住むことができたお話し。
・スキマ時間で◯◯をして会社員を卒業できた件 など

中項目

次に中項目を設定する。
書籍でいうところの『目次』に当たる。

大項目で設定したゴールに向けて、何をするのか。
これから5年間、何をやっていくのか。
各章のタイトルを決める。

小項目

最後に小項目だ。
これは『文章』にあたる。

例えば、メルセデスベンツに乗る(大項目)には
 →会社で営業成績1位になる(中項目)必要がある。

会社で営業成績1位になる(中項目)には
 → 誰よりもリサーチする。(小項目)
 → アポイントの数を増やす。(小項目)
 → オンラインでの商談の場数を増やす。(小項目)

リライト

・大項目、中項目、小項目は定期的に書き換える。
・成長していく過程で修正するのは必然。

まとめ

・近い将来、出版するイメージを持つと『なりたい姿』が見えるきっかけになる。
・不安要素を遮断しやすくなり、ワクワクしながら『なりたい姿』をイメージできる。
・苦しい時期があっても、物語の一部だと思えば乗り越えやすくなる。
・なりたい姿をイメージできないなら『やりたくないことをやらない』ことに焦点を充てる。
・なりたい姿をイメージできたら『やりたいこと』が分かるきっかけになる。

おわり


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