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ある欧州移住者の、近年の英語学習まとめ

Note初投稿です。Yoshikuniと申します。

2019年に仕事で欧州(チェコ、その後オランダ)に移住して以来、英語力向上のため様々なことを試してきました。その経緯と、その中で効果があったものを紹介します。英語学習者の参考になれば幸いです。

文法を学ぶ

まず、中高でやったはずの基本的な文法を意外と忘れていることに気づき、英語学習界隈では有名なEnglish Grammar in Useを少しずつやりました。

ちなみに、この書籍の存在はこの動画を見て知りました。
ページ数は多いですが、一通りやれば日常会話の文法はほぼ分かるようになると思います。練習問題が充実している点もとてもよいです。私は、気の向くままに気づいたときにやる、といった感じで、1年程度かかりました。

SpeakingとWritingを練習する

文法は自習でも可能ですが、話したり書いたりするのは、1人ではフィードバックがないため、上達が難しいと思います。また、プログラマーである私の場合、いくら英語で仕事をしているとは言え、業務中の会話は決して多くなく、ただ生活するだけでは英語力が上達しない、とも感じていました。
そこで、週1のグループレッスンやプライベートレッスン、夏休みの短期集中コース等を利用して練習しました。
意外と見落としがちなのはWritingで、語学学校に通っていてもWritingの指導はほとんどなかったりします。私はプライベートレッスンで、基本的なメールやCVの書き方、接続詞の使い方等を教わり、とても勉強になりました。

語彙を増やす

文法が分かるようになってくると、他人の話す英語の文法ミスに気づくようになりました。すると、「英語うまいな」と感じていた人でも、意外と文法のミスが多かったりして、(ヨーロッパの人と比べて)自分に足りないのは語彙なのでは、と思うようになってきました。
English Vocabulary in Useは、テーマごとに語彙がまとまっていて、整理しながら語彙を増やしていけます。パラパラ読むだけでも結構面白く、分量もかなりあるので、これも気が向いたときに読んでいます。

同じシリーズで、Business Vocabulary in Useというビジネス語彙に特化したものもあり、それも実践的でよいです。

また、Oxford Picture Dictionaryという、イラストとともに英単語が書いてある絵本のようなものを、日常生活の語彙を覚えるのに使っています。

語彙は、イラストとともに覚えると効率的に覚えられると言われています。OPDは少し簡単かもしれませんが、身の周りのものの名前は意外と知らないものです。

辞書を選ぶ

分からない単語に出会ったときに、それまでは適当にGoogle等で検索していたのですが、今はCambridge Learner’s Dictionaryを使うようにしています。

学習者向けの辞書だけあって、説明が平易な英語でとても分かりやすく、さらに、単語ごと“B2”, “C1”といったCEFRのレベル(後述)も書かれているので理解の参考になります。これを使い始めてから、同じ単語を繰り返し調べることが減った気がします。

レベルを知る

ヨーロッパだと、CEFRという指標(A1~C2)がよく用いられていて、英語のクラスも大抵そのレベル別になっています。オンラインのテスト等もあるので、自分のレベルを知っておくと、参考書等を選ぶ際の参考になるでしょう。

その他と今後の学習

他にも、ゲームを英語でやったり、英語の本を読んだり、YouTubeを見たり、と、より多くの英語に触れるようにしてきました。しかし、知らない語彙や文法が多すぎると、読むこと自体苦痛になり長続きしませんでした。自分のレベルに合った学習用教材の方が効果がありました。
最近は、もう少し日常生活の中で自然に語彙を増やせないか、との思いから、英語ネイティブの子供向けコンテンツを見る試みを始めています。例えば、newsroundThe Week JuniorFun Kids等を読んだり聴いたりしています。子供向けのコンテンツだと、難しい語彙にはその説明が書かれていたりして、何もなく当たり前のように進む大人向けコンテンツより、学習者に優しい感じがします。ただ、これがどのくらい実を結ぶかはまだ分かりません。

まとめ

もともと英語力に自信がなかったわけではないですが、実際、日常生活や仕事が英語オンリーになると「もっと英語がうまくなりたい」と感じる場面は本当に多くあります。それがモチベーションとなり、様々な学習方法を試してきました。

英語を学習している方、もしくは学習方法に悩んでいる方の参考になれば幸いです。今後も海外生活や英語学習について発信していけたら、と思っています。質問等あれば、コメント、もしくはtwitterで@yoshikuni_katoまで気軽にご連絡ください!

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