甘露寺蜜璃という特異点 鬼滅の刃 ネタバレあり

鬼滅の刃の特徴として

親の不在

が挙げられる。それも萌系マンガアニメなどでしばしばある「いるはずだけどでてこない」ではない。

大半が死んでいるのである。

例えば主人公である炭治郎は父病死、母殺害で死別している。

鬼に両親を惨殺されたしのぶや病死した義勇、捨て子の善逸など、親というものの死や抹殺が明言されている。育ての親にしても善逸を育てた桑島慈悟郎、鬼殺隊全員の親とも言える産屋敷耀哉は自殺である。

鬼側も似ていて、塁や堕姫などは親の死が描かれている。

その中で例外的に親が最後まで健在(最終回を除く)だったのは甘露寺蜜璃である。蜜璃は両親健在のままである。本人は無惨との戦いで戦死するが両親を鬼が襲ったわけでも病気やその他の死に見舞われたこともない。

甘露寺家はある意味鬼滅の刃作中一番特異な家族だったのではなかろうか。

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