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第29回『なぜ』ではなく『何』で自分に問いかけよう

わたしたちは、日々の忙しい日常の中で、次から次へと降ってくる仕事に必死に対応していると、来る球来る球を打ち返すことだけに精一杯になりがちです。もしそれをずっと続けていると、いつのまにか年月だけが過ぎてしまい、自分のありたい姿や歩みたいキャリアから離れてしまったり見失ってしまったり・・・となりかねません。

だからこそ、時々立ち止まり、
―自分の今のいきいき度合いは?
―自分は成長している?
―今、自分が目指しているところはどこ?ありたい姿は?
―今もやもやしていることは?

このようなことを見つめ、自分について深く理解をした上で、場合によっては方向転換をしたり、新たな取り組みをしたりしていくことが重要です。この「自分の内面を見つめ、向き合い、自分の考えや言動について省みること」を内省といいます。
内省は、幸せなキャリアをつくっていく上でも、リーダーとして自分らしいリーダーシップを発揮していく上でも、非常に重要なことです。

ただ、この内省を行うとき、大きな注意ポイントがあります。
それは
「なぜ?」で振り返らないこと。

「なぜ?」を、特に自分にとってあまり望ましくないことについて振り返るときに問いかけると、マイナス思考の堂々巡りに陥ってしまう恐れがあるのです。

たとえばわたしの場合で言うと、研修があまりうまくいかなかったと感じたとき、「なぜうまくいかなかったのだろう」と問いかけをすると、「自分のスキルが足りないから」「緊張してしまったから」「準備が不十分だったから」「焦ってしまったから」「場数が足りないから」・・・とありとあらゆる自分が悪かった理由が思い浮かびます。これらが正しいかどうか、知る由もありませんが、こう思っていくと、自問自答の堂々巡りで、どんどん落ち込み、辛く苦しくなっていきます。

では、どう問いかけ、振り返ればいいか。
「何」?で問いかけるのです。

先ほどのわたしの研修の例で言えば、
―うまくいったと感じるためには、その研修の中に「何」があればよかっただろう
―これまでうまくいったと感じた研修の共通点は「何」だろう
―今後、研修をうまくいかせるために、自分は「何」をすべきだろう

こんな感じで「何」を自分に問いかけることで、自分にとって大事なことや必要なことが分かり、建設的で前向きな気持ちで取り組み、行動することができるようになります。

皆さんも、例えば、モチベーションが上がらない仕事があったとして、そのことに対して「なぜモチベーションが上がらないのだろう」と思うと、場合によっては、モチベーションが上がらない自分を責めてしまうことにもなりかねません。だからこそ、「モチベーションが上がらない仕事の共通点は“何”だろう」「“何”があれば自分のモチベーションはあがるのだろう?“何”があれば幸せを感じられるだろう?そのためにはどうしたらいいのだろう?」と問いかけることで、未来に向かって肯定的な気持ちで、幸せなキャリアへの一歩を踏み出していくことができるのです。

皆さん、時々立ち止まって、内省する時間を取っていますか?
「なぜ」ではなく「何」を問いかけ振返っていますか?

ぜひ今年は、自分の幸せなキャリアのために、また、リーダーとして自分らしいリーダーシップを発揮していくために、「何」?を問いかける内省を習慣にして、自分自身を見つめ、前向きな行動につなげていってください。

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