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コミュニティ継続の秘訣 (私の戦略)

※ この記事は、鹿児島エンジニアコミュニティ座談会 という mark MEIZAN で開催されたイベント (2023/6/30) のLT資料です。


イントロダクション

yoshikouki というハンドルネームで活動しています。

2022年には年間20回以上のイベントを開催しました。2023年は6月末で10回強ほど (開催予定のものも含む)

現在運営しているコミュニティは5個ほどになります

  1. K-Ruby

  2. Engineer Bar

  3. サクラジマAI

  4. Rails Girls Kagoshima

  5. #勝手に鹿児島大使

  6. 鹿児島.mk (共同運営)

この記事では個人的なイベント開催やコミュニティ運営の戦略について言語化することを狙っています。イベント・コミュニティの目的によって戦略が異なるのは世の常なので、あくまで一つの事例としてご笑覧ください



コミュニティが継続しなくなる理由

コミュニティが終わる多くの理由はコミュニティ運営者がいなくなったときです。

なぜかというと、参加者・場所・お金がなくなった場合でも、工夫や気合い、頑張りなどでどうにかなったりします。しかし、運営者だけはいなくなったら存続が極めて難しくなります。いなくなる時点で誰かに引き継ぎができれば良いのですが、その場合は「運営者がいる」という状態とも言えるでしょう。

運営者がいなくなる原因は様々あります。準備が大変だったり、思ったより参加者が集まらないことで運営者の心が折れたりするなどです。


準備は最小限にする

私はイベント準備をできるだけしないように運営しています。長くとも 1 〜 2 時間で終わるようにしています。

ここが大変だと、新規イベントを作るときに億劫になってきて仕事や私生活の多忙などを理由にしてやらなくなりがちです


参加者数の期待値を高くしない

「参加者は3人集まれば御の字」という気持ちで常にやっており、期待値を高くしていません。次にも繋がりますが、そもそも他者から満足されるイベントの開催や多くの人を集めることを目的に置いていないため、自分の目的を満たせるのであればイベントを「成功」と考えるようにしています。


運営する目的とその重要性

運営者が自分自身にとっての目的を持つことが大切だと考えています。そしてそれを自覚することですね。これは、例えば「地域を盛り上げたい」などの他人のためではありません。ただ、「地域に貢献している実感が嬉しい。求めている」という目的 (動機) を自覚しているならば、私は大丈夫だと考えます。

初めから終わることを見越しているコミュニティならばこの限りでもないのでしょうが、少なくとも私は継続することが大切だと感じています。ちなみに、@yoshikouki が複数のコミュニティを運営している目的は「自分と気が合いそうな人と繋がりたい」からです。そのため、対象別に分けて運営している形ですね


まとめ

さて、この記事ではイベント開催とコミュニティ運営に対する私なりの戦略について言語化しました


運営に対する自分の心が折れないために、イベント単体を「成功」と見なす基準を、自分の中でできるだけ低いところに据えることが肝要だと考えています。成功した上でより高みを目指すならそれでもいいでしょうが、あくまで持続可能なように実施していくことで私は数年間のイベント開催とコミュニティ運営を行っています


どなたかの参考になれば幸いです

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