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【詩】甦りのための沈黙

目を閉じて
内側を感じてみよう
私の中に光がある

いのちの火が燃えている
大きな火から分たれた
ひとかけらの火花が

いのちの水は溢れ
低きところに流れようとする
こころの窪みを潤すように

私の中の宇宙を見つめるとき
あらゆる言葉は失われ
黙想の中に沈む

いや、浮かんでいるのか

どのような言葉も
ふさわしくは思われない
それは豊かな静けさ
甦りのための沈黙

あるいは祈り

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