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【HSP】敏感力と鈍感力

「鈍感力」という言葉が流行りました。

細やかに気を遣いすぎると、
特に学校や職場などのハードな環境では、
神経をすり減らしてしまいます。

それで、鈍感でいること、
小さなことをスルーして、
無駄なエネルギーを使わないこと

が推奨されたのですね。

たしかにこれは一理あって、
HSPさんのような過敏な方は、
思いつめずに鷹揚にかまえる方が、
うまくいくということがあります。

だがしかし。

もともと過敏に反応するセンサーがある場合、
「鈍感力を持てといわれても困る。
だって反応しちゃうんだもの」

という心の叫びが聞こえてくるようです。

思いつめすぎない
力が入りすぎたら緩める

この程度の鈍感力なら
取り入れられるのではないでしょうか。

全方向に蓋をしなくていいと思うんです。
あなたの繊細さはギフトでもあるのですから。

マイナスに働いて苦しくなるところは、
思いつめないようにしておいて、
あなたの感性があなたを幸せにしてくれるところを
探してみては
いかがでしょうか

たとえば、
あなたがふとした時に得ている着想、
インスピレーション、
豊かな感性で感じた様々なこと


それをスケッチするようにメモするのです。
たいしたことに思えなくても、
なにかひらめいたら即座に書く。

宮沢賢治という詩人、童話作家は
「心象スケッチ」といって、
自分の心象をたくさん書き残しています。

あなたはそのセンサーで、
人に感じられないものをキャッチしているはずです。
そこにもっと注意を払っていくのです。

よい敏感力は磨いていきましょう
というお話でした。


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