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スヌーズレンとは

スヌーズレンに興味ある方達へ。少し前置き、オランダで重度の知的自閉の入居施設で感覚を刺激し少しでも楽しい生活をと発祥。1994年には私が勤めていたハビリセンターに設立。2003年に日本で初のスヌーズレン本出版。その後日本各地に設立。
スヌーズレンの部屋はいろいろあります。詳しくは自著を→

自宅でできるスヌーズレンは、階段の下、押し入れ、コーナー、ダンボールの中など利用。引き篭れ楽しくリラックスできる場所なのでタイムアウトなどで利用せず興味が湧きそうなものを置く。大きなダンボールに百均のボールをいれてボールプールもよし、新聞紙の留め具を外してビリビリにやぶったり→丸めた新聞紙プールもよし。本人て共にビリビリ破いてね。ぬいぐるみクッションなど。百均の布団入れに風船をいくつも入れて二重に強化。チェーンや紐にいろいろキーホルダーをさげたものも遊べる。暗い所も子どもは好きなので、懐中電灯や光る玩具、掃除道具も可愛い螢光の作品ありよ。

袋にいれたものを外側から触る、椅子の足カバーか靴下にボール、積み木、レゴブロック、風船、ペットボトルのふた、鈴、押すと音のでるペット用品などを入れて出ないように出口を縫い付ける。手の届かない所には下から見える提灯、スカーフ、トイレットペーパーの芯で作ったモビールなど飾ってもよい。ペットボトルもいろいろなものを中にいれられますが蓋は接着剤でしつかりくっつけて下さい。テープだと噛んで開ける子もいます。

スヌーズレンはタイムアウトの部屋ではありません。タイムアウトは何もないコーナーの椅子や食事用の椅子に座らせるか自室送りですね。癇癪が終わった後に好きな玩具を渡してスヌーズレンの部屋に移動、ハグタイムもいいね

スヌーズレンの続きです。ス国ではセンターがあって幾つもの部屋があります。ホワイトルーム、音楽の部屋、ジャクジーの部屋、活動の部屋など。自宅で作りやすいのはミックス型で刺激とリラックス型。GH、デイ、小学校、保育園などにもス国にはありますが、皆スヌーズレンと知らないで好きな名前→をつけてます。スヌーズレンの利用目標はオープンゴールで、単にお気に入りの空間。活動の部屋はコストや広さが必要なので、無料で使える遊園地療育を勧めてます。これは日本の生活介護施設に私が作った活動の部屋で支援員はワクワクルームと呼び利用者はここで自由に過ごします。自ら学ぶ感覚統合→百均で面白い感覚玩具にペット用品をどうぞ。とても頑丈なので少々噛んでも大丈夫。感触がやわらかいゴムボール、トゲトゲ、凹凸、音の出るものなど洗濯物入れやゴミ箱に入れて置く。
ガシャガシャする音が好きなら、箱にペットボトルの蓋をいっぱい入れて置く。


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