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YouTubeの更新が第20回を迎えた今の記録

「持ち出しですか?」と聞かれましたよ、この間。YouTubeチャンネル 北欧さんぽの撮影費用のことです。あちこち行って、あれこれ食べて。キャッキャ言っているホームビデオ(!)撮影。そりゃ、スポンサーがつくわけがないじゃないですか。誰得ですかって、私達得でしかないですよ。好きなことを好きなようにやりたいんですもの、費用も基本的には全て自分達の負担です。趣味なので。

機材沼

結果、まずいことになっています。楽しみが先行しすぎて、前回の記録以降にまた機材を買ってしまいました。今度はスタビライザー内蔵のポケットカメラ。ちっこくて可愛いのに、すごく頼りになります。森でご飯を作っているときにこれで焚き火付近を撮っていたら、そばにいたハイカーに「温度計ですか?」と聞かれましたよ。笑。小さいですしね。この不思議なメカにますます愛着!これで撮影したものは今後アップしていく予定です。ポケットカメラを譲ってくださったカメラマンさんにお話を聞いていたら「ドローンいいよ。やっぱりドローンだよ!おすすめ。」ですって。や、ば、い!!そんなこと聞いてしまったら、いつか自分がドローンを買いそうで恐ろしいです。NUMA!!

海を越えたさんぽ

コミュニケーションのツールとしての面白さがあるからYouTubeをやっている、と前回の記録で書きました。この側面はさらに深まっている気がします。「観てますよ」とおっしゃっていただけて、そこから会話が始まることも増えてすごく嬉しいです。夏の終わりにはここから会話が進んだ結果、バルト海を渡ってエストニアのタリンに撮影に行くことができました。北欧さんぽを観てくださった方が「来ませんか?」と誘ってくださったのです。「行きます!」のお返事は秒で。すごく素敵な方々に出会えて、面白い2日間でした。さんぽをしていなかったらこういう機会がなかったと思うと、なんとも不思議な気持ちです。基本的に費用自己負担の私達には珍しく、タリンでは協賛頂いた撮影コンテンツも作りました。協賛いただきつつも、いつも通りの撮影を条件に。結果協賛元にも喜んでいただけて、楽しい思い出が1つ増えました。

「良くないね」ボタン

ご覧いただく方からは「こういうの観たいです!」というお声がけもたまにあり、自分の見えていない領域に目が向く瞬間がたまらない喜びになっています。(この人はこれが好きなのか!という対話相手への理解にも繋がる気がして、それも密かな楽しみです。)そしてもう1つの楽しみが「良くないね」ボタン。動画の評価に親指をあげた「いいね」とその反対がありますね。反対はdislike、日本語ではなんて言うのでしょう?「良くないね」と勝手に名付けます。「たいしたことないね」でもあるでしょうし「これはダメ!」の時もありますかね。もしくは「もっと良くなる余地ありだよ!頑張れ!」も含まれるかもしれませんし、「なんでこんなことしたの!」なんて激しめな意味合いの親指ダウンもあるのでしょうか。笑。

主への愛着

実は、世界のどこかに、この「良くないね」ボタンを北欧さんぽの各回に必ず押してくださる主がいらっしゃるのです。お一人が毎回押してくださるのか、それとも複数の方々が順に押してくださっているのかはわかりません。なんとなく「あの方かな・・」と思い浮かぶお顔はあれど、実際に私が存じ上げている方なのかそうでないのかも確信はありません。最初の2週間ほどは地味にショックを受けていたのですが、だんだんとその気持ちが愛着に変わってきました。「良くないね」がつかない時があると「主は病気かしら?まさかコロナに!大丈夫かな・・」とちょっとそわそわしてしまいます。何度かP(プロデューサーをしてくれている友人)と共に、主の体調を本気で心配しました。笑。でも毎回どこかのタイミングで「良くないね」を押してくださるので、安堵。妙な親近感。実際に主による親指ダウンが何を意味しているのかは想像しかできません。でも、これもコミュニケーション。やっぱり何かしらやり取りができること自体が楽しいなと思います。(あ、でも今回の記事が主に伝わって「良くないね」クリックが止んでしまったらどうしましょう。それは寂しい。かといって突然「良くないね」が急増したらどうしましょう。それも爆笑ですね。笑。)

慣れ

今はPか鬼P(もう一人たまに撮影をお願いする方がいるのです。指示が厳しめなので、鬼P。苦笑)、ソロさんぽは私・・と実質カメラ3名体制の北欧さんぽ。撮影者が編集をするリズムで進んでいます。編集時に必要になるナレーションは私が毎回入れています。マイクの入れ忘れは今でもあるにせよ(!)、作業の流れ的には少し慣れてきました。Pにも「いいですね〜」と褒めてもらえるタイミングが出てきてホクホク・・。(鬼Pは絶対に褒めてくれません。シュン。)画面を長時間見るだけで体調が悪くなっていた頃と比べ、自分の写っている動画を見ていても「わはは!」と笑える程度には開き直れるようになってきました。自分としてはここからがすごく楽しみです。慣れに慣れて「ここ!編集点!はい、カメラこっちね!」と仕切るよしこになるのか、笑、何回やってもマイクの入れ忘れが続くのか、それとも飽きてフェイドアウトするのか・・。自分の変化という意味で、観察は常時進行中です。

昨日、秋のヘルシンキを少し撮影したんですよね。うっかりしているうちに紅葉も随分葉が落ちていました。意識しているよりも季節が進むスピードははやいんだなと実感したところです。マリメッコのキャビンに泊まったり、白夜の森に行ったり、トラムでビールを飲んだり、タリンに行ったり・・夏の思い出を重ねてきた北欧さんぽ。秋の楽しい時間も残っていくといいなと思います。今月末には念願のロケーションに撮影に行けそうなのですよ。その時までにはカメラももう1台買えるといいなあ・・(えっ)

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