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自分をかわいそうな人にしない

大変な時期、しんどい時期って誰にでも訪れます。そんな時期に自分をかわいそうな人にしないことがすごく大事です。

確かに周りと比較したらかわいそうな状態かもしれません。でも、かわいそうな状態は永遠には続かないし、楽しいことも嬉しいことも必ず訪れているはずです。一番分かりやすいことだとクリスマスとお正月です。この2つは誰にでも訪れるじゃないですか。でも無条件で楽しんでいい日もかわいそうな人でいると、全然楽しめないんですよね。

楽しめないというよりは、楽しんじゃいけないという感覚が近いかもしれません。自分はかわいそうな人と思っていると「自分には楽しむ資格がない」と自然に思い込んでしまうからです。

実はずっとかわいそうな人でいることはしんどいことです。幸せそうな人に嫉妬したくなるし、度が過ぎると憎たらしくもなるし。そんな状態だと生きていることも楽しくなくなって、生きていることも投げやりになってしまうこともあります。

過去にそんな方を何人か見てきました。いつも何かに強く怒りながら悲しそうだったのが印象的でした。


大変な時期やしんどい時期に自分をかわいそう人にしないためには、そんな状態であることの利点を探してみることが大事です。

「ここから何か学べることがあるはずだ」

「これは私にとって必要な出来事だったのかも」

「この経験を無駄にしないために未来で出来ることがあるはずだ」

そんな風にどこかに利点を探してみてください。もちろん、つらさや悲しみのピークでそんな余裕がない時は考える必要ありません。でもピークを過ぎて心に少し余裕が生まれた時に考えてみてほしいです。

必ずどこかに利点があるはずです。

私で言えば、今子育て真っ最中で一人起業2年目というのは正直考えることが多すぎてしんどいことがあります。他の人からみたら『子育てしながら一人で起業もして大変そうなかわいそうな人』なのかもしれません。

でも、子育てがあるから仕事から強制的に離れる時間が作れて、短期間に没頭し過ぎて仕事に飽きずにここまで続けられているという利点があります。この利点を忘れずにいることで、他の人と比較して落ち込むことがあっても「それでも私は大丈夫」と思えています。

どんな時も自分自身に対してかわいそうな人というラベルを貼らないように意識しておくことが、色々な経験を重ねていく大人には必要なんだと思います。

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