どうせなら嫉妬心を活かしていく
「あの人いいな」
「あの人ずるい」
そんな憧れに似た嫉妬心を持った事が人生で一度はあるんじゃないでしょうか。私は最近女優さんが高級ブランドで値段を気にせず買い物をしている映像を見て嫉妬しました。マジで羨ましいです。プチプラブランドで値段を必死に確認する自分と比べてちょっと悲しくなりました。
そんな嫉妬心が出る時は今の自分にはできないことだと自覚している時だと思います。すぐできる事だったらいちいち嫉妬なんかしないですよね。「私もそうしよ~」って思うだけです。
人生に勝ち負けなんてないし明確な順位はないけれど、嫉妬心が出た時は自分をその人よりも劣っているとか足りないと認識してしまうものです。私で言えば、女優さんのように高級ブランドの服をバンバン買える経済力が足りないことを自覚しています。
たとえ誰かと比べて劣っていることが真実でも、”足りない”とか”劣っている”と自覚してしまった時の心の負担は大きいです。小学校の通知表にある『がんばろう』の欄に自分でチェックを入れていくような感覚です。ものすごくしんどいです。
嫉妬心を感じないようにするには、人は人、自分は自分と割り切れたらいいのかもしれませんが、そんな風に割り切れるのはごく一部の限られた人だけです。普通の人にはできないです。私もできないです。
それなら、嫉妬心はうまく活用していく方向に考え方を変えてみるのが1番です。
嫉妬心を活かす方法として1つおすすめしたいのは「私にもできるんじゃない?」と嫉妬心を持った相手に対して自分の可能性を見つけ出すことです。
そもそも、嫉妬心は自分にできそうという可能性を感じつつも実際には出来ていないことをしている人に対して感じるものです。
スポーツを全くやっていない人がオリンピック選手に嫉妬心は感じることはたぶんないし、歌を人前で歌うことが嫌いな人は売れているアイドルに嫉妬心を感じないはずです。
でもスポーツをプロとして真剣にやっている人はオリンピックで活躍している選手に嫉妬するんじゃないでしょうか。歌とダンスを一生懸命練習している人はアイドルの活躍ぶりをみると嫉妬心を感じることとあるんじゃないかなとも思います。
つまり、嫉妬心を感じる相手は自分とほぼ同じ能力を持っているということです。そこには運とかちょっとの実力差によって結果が変わってくるのかもしれませんが、嫉妬心を感じた相手のようになれる可能性は十分にあるといえます。
ぜひ誰かに対する嫉妬心で自分に劣等感を感じた時は、「私にもできるんじゃない?」とうぬぼれてみてください。理想通りの手順で、理想通りの時期に嫉妬心を感じた相手のようにはなれなくても、同じように活躍できるはずです。自分の可能性を信じて、前に進んでみてください。
私も高級ブランドの服を値段を見ずに買っていた女優さんのように、経済力を上げられる可能性があることをとことん信じてみようと思います。
嫉妬心の話でよく上がる結婚についても考えてみようと思います。
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