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エッセイ・日記

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素直な気持ちを書いています。
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#エッセイ

子ども番組の「話し合えば分かり合える!」に違和感を感じてしまう

7歳と4歳の子どもを持つママなので、平日の夕方や土日の朝はテレビで子ども番組をよく見ています。 最近の子ども番組は「話し合おう」「違いを尊重し合おう」という言葉をよく聞きます。 娘が通う小学校でも、授業や学活の時間に頻繁に話し合いの時間が作られるそう。 最新のプリキュアですら、敵をバンバン攻撃して倒さないで、話し合いによって相手に優しい心があることを気付かせて敵の攻撃性を無くしているし。 SDGsの促進が目的なんだと思うのですが、違和感を感じてしまうんです。 話し合

少年からもらった優しさを未来の誰かに届けたい

自転車の後ろに子どもを乗せてスーパーに行った時のこと。 買い物を終えてスーパーの駐輪場へ向かうと、私が乗ってきたママチャリが後から止めた数台の自転車によってギューっと奥に押し込められていた。 保育園に娘を迎えに行った後の買い物だったので、右手はパンパンに食材が入ったエコバックを持ち、左手は3歳の娘と手を繋いでいた。パンパンになっていたエコバックをなんとか手を伸ばしてママチャリのカゴに入れて、3歳の娘をすぐ傍の安全な場所に立たせた。 よし!ママチャリを救出すべく他の自転車

明日も生きていくために

年少さんの長女。 今日幼稚園で転んでしまって膝に絆創膏が貼ってありました。 幼稚園バスを降りてからずっとグズグズ。 「アイス買いに行く!!」 「もう歩けないから抱っこ!!」 「疲れた!!眠い!!」 悲しさと痛さをどうにか跳ね除けようとしたい様子で、駄々こねまくりでした。 このままじゃずっと悲しいままだと思って、 「ママはお家でココア飲んでチョコのお菓子食べよっかなぁ〜。ココアって美味しいんだよぉ。知ってる?」 と話しをそらしたところ、 「・・・ココア?飲み

夫婦は仲良くなろうとしなくてもいいのかもしれない

もっと夫婦仲良くしたいなぁと思っていました。 私達夫婦はよく言い争いをします。 母に話すと笑って聞くので、きっと外から見たらくだらない内容なのだと思います。 イライラせずいつもニコニコしている夫婦が理想だし、それが夫婦と家庭と私の幸せだと思っていました。 それで、旦那に聞いてみたんです。 「もっと夫婦仲良くなりたいんだけど、どうしたらいいかな?」 すると旦那 「仲良くなろうとしなければいいんじゃない?今仲悪いと思ってないよ。あれは喧嘩じゃなくて意見言い合ってるだ

何か一つに絞らなくて良いと思えてきた

職人に憧れています。 一つのことに情熱を注ぐプロフェッショナル。 その人にしか出来ない唯一無二の表現。 そんなものに憧れています。 けれども私は色々な仕事をしたいし、家庭も大切にしたい。娘達と旦那と笑い合う時間も作りたい。 簡単に言ったら欲張りです。 そうなったら全部やろうと思います。 その道のプロフェッショナルにはなれないかもしれないけれど、何かが大きく犠牲になったり、誰かが我慢しなければいけないのならそれは私の求めている人生ではないのです。 世界一になれな

良い未来は捨てた

少し時間があったので部屋の片付けをしました。 ふと、目に入ったのは私が宝物入れと言っている白い布製の箱でした。 宝物入れを開けるとつい見ちゃうものがあります。 それは、8年前くらいに言った韓国旅行で先輩に連れて行ってもらった占い師の占い結果が書いてある紙です。 韓国の方ですが、日本語がお上手で日本語で説明しながら簡単な日本語で占い結界を書き出してもらいました。 結論から言うと、めっちゃ良い未来だったんです。 若い時に苦労した分、これからどんどん幸せになって長生きす

才能は能力が高いことだけじゃないんだ

NIZIプロジェクト(ガールズグループのオーディション)にはまりまして、久々にネットで彼女達のデビュー曲を買いました。 彼女達のオーディションは毎回課題があってその都度評価され、高評価をされた女の子達が残っていきます。 当然歌が上手い子、ダンスが上手い子は残っていきます。 その中で歌もダンスもそこそこの子がいて、評価を下す韓国の有名プロデューサーJ.Y.PARKさんが「実力はまだまだだけれど、人を惹きつける魅力がある」と言った子がいました。 その子は最終的にデビューメ

花の手入れをして気付かされたこと

数ヶ月前に植えた花が咲き乱れてたので、まとまりよく整えました。 整える時に今咲いている花も切らなきゃいけないので、ちょっと心苦しいのです。 今咲いてる花を切るってどうなの? 間違ってるんじゃない? そんな葛藤もありつつ切っていきます。 そうすると風通しも良くなって病気になりにくいし、 見た目的にも全体が丸くなって可愛いらしくなります。 また、栄養が分散されないので次に咲く花が長く咲いていられるようになるのです。 理想をちゃんと持つと、結果として良い方向に向くの

ぷっという音に

隣で寝てる次女(7ヶ月)が、ぷっとオナラをしまして。 寝ながら。 隣でスマホを見ていた私は思わず「ふふっ」って笑っちゃって、なんだか幸せだなぁと思いました。 日常のちょっとしたことに笑えるって幸せです。 長女を産んでから一年は余裕なんて一切なくて、なんかの拍子に息が止まるんじゃないかといつも緊張していました。 長女を可愛いと思えたのは出産してから一年を過ぎた頃。 「この子死なない」 そう思えた瞬間に可愛いと思えて、私にちゃんと母性があったことに安心したのを覚えて