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【中学受験】やめる勇気 今日を終える瞬間から明日の準備が始まっている

小6グノーブルに通う息子に伴走しています


先日、一大決心して、
何事にも動じない「無の境地」に至ることを宣言しました



が、まだまだ修行中の身


息子の言動で、こういう形で来るのか!
という事前の想定が不十分だったがために

そこに対して反射的に怒りスイッチがオンされてしまい、
無の境地スイッチが発動しなかったのが昨日の出来事



今回のケースは、
夜寝る前に漢字の問題を一緒にチェックしていて
息子がわざと間違えた答えをいうというパターン


自分の色々なことを犠牲にして、時間を割いている身(余裕ない母モード)としては、これは正直辛い

不意打ちをくらうと反射的に感情がでてきて
対処できない



でも、よくよく考えてみれば

彼は眠いと言っていて
この時間を過ぎたら寝ようと約束していた時間を過ぎていました

彼にとっては、私は勉強を見てくれている人ではなく
ただ約束を破っている人になっていたのでしょう


自分としては、せっかく成績は上向きになってきたので、この勢いで進ませてあげたい

自分はできるという自己効力感を持たせてあげたい

少しでも彼の志望校に近づかせてあげたい

また成績が下がって落ち込む姿を見たくない


そんな思いで

今日はどうしてもここでやりたいという気持ちが先行し
あと少しあと少しと欲が出てしまいました



でも、息子にとっては早く寝たい
早く寝ないと明日が辛くなるという問題の方が大事だったのでしょう


自分自身どうしても仕事をしたり
弟の面倒も見ていたりすると、

しっかりと向き合える時間帯が遅くなり、
今日はここまで行きたいという気持ちから
あと少し、せめてここまでは!
と思ってしまうところがあります

親としての自分の理想から離れていくことへの焦り



でも、それは彼にとっては、約束を破られていることの事実の方が大きく
ただたた腹が立っていたのでしょう

わざと間違えた答えを言って、
自分の今の負の感情をなんとか相手に伝えようとしていた


全然あり得ることだなと

むしろかわいいくらいの小さな抵抗


逆の立場だったらどうだろう

自分なら
地団駄ふんで騒いで
強行突破して、その場を離れていてもおかしくない

全然理解できる感情

むしろイヤイヤながらもやっているだけえらいじゃないか




やめる勇気が大事


彼がもう寝たい、彼がもう辞めたいと思っていたら、やめる勇気をもつ


もちろん親としては、やりたいことが終わって、寝る方が自分自身はすっきりするかもしれない


今日はここまでしかできなかったと思って、終わるのは、自分が後味が悪いかもしれない


でも、そんな後味の悪さは、
息子の感情でなくて、伴走者の感情

伴走者はマネジャーに徹して
マネジャー自身の感情は封印する

彼が元気に気分良く、勉強できるときに進めるように対応するのがマネージャーの仕事であって

もう疲れきった中

彼の気持ちを無視して

あと少し、あと少しと押し込むことが仕事ではない

もう本人が勉強できなくなった時点で
もうその日は試合終了

よく頑張った
明日に向けてしっかり寝よう、でいい



その時からもう、次の日に向けて準備が始まっている



今日どこまでできたかも大事かもしれないけれど

明日元気に過ごせて

明日何ができるのかの方がもっと大事だ


1日1日の積み重ねも大事ではあるけれど

エネルギーが減った状態で、
無理矢理詰め込んだことに何の意味があるだろう


そして
毎日どうしてもやっておきたいことがあるのであれば、

寝る前に無理矢理入れるんじゃなくて

もっと早めに
もっと余裕があるところで入れれば良い


今日の学び

①やめる勇気 

②今日を終えるその瞬間から明日の準備がはじまっている

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