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【中学受験】学校説明会で涙する親 サポートのあり方を考える

昨日、塾主催のとある中学校の学校説明会に参加してきました。

千葉の共学名門校です。


説明会は90分の枠で60分以上は学校生活について淡々とご説明くださり、正直何もツッコミどころはなく、良い学校だなぁっていうのが純粋に伝わってきました。

こんな学校で、学校生活が送れたら、
学校大好きな息子は学校にはまり、
きっと充実した学校生活を送って
人間的にも大きく成長するんだろうなぁと 

遠い目で見ていました。


後半10分ほどで、去年の入試問題の正答率などの説明が入り、聞いている保護者もピリッと空気が変わるのを感じました。


そして、不意をつかれたのが、

最後に放映された入試当日のムービー



この学校では、1月末に幕張メッセで入試が行われます。

朝の7時ごろからの最寄駅から幕張メッセまでの受験生親子の様子

子供を送り出す保護者の表情

大きな会場で緊張の中、自席に向かう子供達の姿

コアプラスや自作ノートを見ながら、最後の最後まで復習に励む子供達

大会場の独特の緊張感ただよう雰囲気の中で
入試に立ち向かう子供達

そして
入試が終わり、子供を迎える保護者たちの表情


こんな映像が流れ、

なんだか不意をつかれて

涙が出ていました



なせ私はこれを見て、涙が出てしまったんだろう?


もう後7ヶ月後には、息子はこんな世界に戦いにいくのか

若干12歳にして、こんな大会場で朝早くから戦いに挑む現実が近づいてきているのか

そもそも幕張メッセの大会場で

何個もの長椅子が置かれ

テストを受けるなんて大人でも異常事態

息子はこんな戦いに挑むために、
今残された時間を日々削っているのか

間に合うんだろうか?

こんな現実を息子はわかっているのだろうか?

何もわからないまま、二度と戻らない時間を不毛に消費していっているのではないか



そんな中、自分は
息子をちゃんとサポートできているのだろうか

むしろ、足かせになっているのではないか


毎回伴走のあり方を反省して、
何とか心を持ち直し、リセットして頑張ろうと考えるのだけど


自分の仕事が忙しかったり、うまく進まなかったり、子供の様子を見てはいちいち焦ってはその感情を吐露させ

結局余計に邪魔をしている
うまくいっていないなという感覚


息子はこんな過酷な戦いに挑むために
特に力むこともなく
淡々と彼のペースで進めようとしているのに、

自分が過度な緊張感を求め

むしろサポートどころか
結果として邪魔をしてるんじゃないだろうかという悔しさや怖さ




日々紆余曲折あるけど、

2025年1月に受験する段階で

やれることはやり切ったと子供自身が思ってほしい

苦しいや怖いといった負の感情ではなくて

よし、やり切った

あとはぶつけるだけ!と楽しい気持ちで当日迎えられるように


子供自身が後悔なく、
元気でこの日を迎えて欲しい
と思います



親の自分ができることは、彼を駆り立てることではなくて

駆り立てられた彼がうまく進むように

準備をしたり

進め方を一緒に考えたり

方向性を考えることが役目であって

受験をする当の本人を基本的には動かすことはできないんだと

しっかり心に留めておかなくては



少なくとも、彼が心身のエネルギーが良い状態で淡々と取り組めるようにするのか大事ではないか


最近、夜も暑くなって寝づらそうにしているので、良質の睡眠を確保できる環境を作ったり

彼が気分良く、家で勉強できるような環境は最低限整えたい



入試当日の

息子の背中を見送るシーンを常に頭に思い浮かべて

自分の役割を見失わず

これからもできることでサポートしていきたいと思います

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