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【中学受験】受験で叶えてほしいビジョンと伴走の意義を考える


受験伴走を中心とした子供たちの伴走に日々どっぷり浸かり、心身ともにエネルギーを使っている日々。

毎週どっさり持って帰ってくるテキストのコピーから
プリント整理から
できなかった問題の抽出から
解法の予習など

ぼーっとしてても、叩き起こされるような
馬車馬のように動かされるような、
伴走者自身もお尻を叩かれ、動かされている日々です。

そんでもって受験生本人のお尻も叩くミッションもあるので、これまた複雑に


きっと、自分自身も、幼少時に親が適切に導いてくれたことの恩恵や、成功体験が根本にあるので、

親が子供にしてあげないといけないと思っているし、してあげたいと思っているし、好んでやっているというのが私のスタンスです。


この時間は有限だし、後悔のないようにやりたいと思う一方で、

この方法で正しいのかと思い悩み、そういえば、去年も受験コーチングなど、いろいろなコーチングの学びを受けたりしていました。


あり方や目指すべきゴールは、走っている途中はつい見失いそうになりますが、
ふとした瞬間に原点に戻る必要があると思います

ぶれてはいけない受験の目的



自分にとって、中学受験とは、


息子が、自分は頑張れば何でもできる、

これからの人生、変容していく社会で、
どんな課題や困難が起こっても、

自分であれば、目標を持ってそこに向けて精一杯頑張れて、成し遂げることができるという

「自己効力感」を持って欲しい点があります。


毎週毎週課題が進み、

宿題が出され、

確認テストの結果によってクラス昇降や席順も変わり、

まるでゲームのように、一つ一つクリアすれば、確実に上のステージに上がれる

そして、最終的に志望校に合格を勝ち取る

こんなわかりやすいチャレンジしがいのあるゲームは他にはないのではないかと思います


でも、受験は水物

合格が勝ち取れるかどうかは実力だけではなく
その日の運も関係してくる

だから、受験はあくまで一つの手段であって、ゴールではない

たとえ合格という結果に終わらなくても、
セーフティネットをひいておくことが大事


受験を通して、子供に叶えて欲しいビジョンはなんだろう?



①自立

② PDCAを1人で回せること

③あきらめないこと


この三つ


もし、この三つのビジョンを子供が達成したら、

たとえ結果が出なくても成功


息子も成功


伴走者である私も成功



そうであれば、

そこに向うすべてのプロセスに意味があり、

小さく失敗することも、

方向性の誤りに気づいて軌道修正することも、 

無理と思えるようなチャレンジに向けて、日々を積み重ねることも、

全てが尊いこと


それは長男と私の2者の関係だけではなく、

夫や次男という家族の仲間であったり、
塾の先生であったり、
保護者同士で日々を振り返りながら、お互い勇気づけあえる仲間の存在であったり、

そんなチーム全員の力で、

息子がビジョンを達成するための道のりを一緒に歩んでいる、まさにチームマネージメントなんだ


自分だけが息子を支えているのではない

息子が3つのビジョンを叶えるために

たくさんの人の力を借りて

自分は自分らしく自分ができることをやり

息子を中心としたチームを
マネジメントしていく

この有限な時間を楽しむことが
受験伴走の意義


その結果

最後まで、彼が諦めず
自分のやり方をチャレンジし
自分でPDCAを回せるようになり
自立の道を歩み始めたら、

たとえ合格という切符を勝ち取れなくても

受験にチャレンジしたこの日々は

何にも変え難い尊い日々になるでしょう。



そんな受験伴走の意義を再認識した
5月の朝でした。

引き続き良いGWをお過ごしください。

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