アメリカ秋の風物詩
こんにちは!
アメリカ在住のよしこです。
日本は暑さも落ち着いて、過ごしやすくなってきた頃でしょうか?
秋はお芋や、栗、美味しいものが出回るいい時期ですね^^
モンブランが食べたいですww
今日はアメリカの北東部の風物詩をご紹介したいと思います。
まずはマム(Mum)。chrysanthemum(クリサンセマム、つまり菊)の略。色とりどりの花で、学校の資金集め(Fundraising)としてもよく使われていて、日本の菊よりもコロっとした感じのお花。オレンジ、黄色、赤、紫といった秋らしい色合いのMumsは、家の玄関や庭を飾るのにぴったりで秋になると北東部ではよく見かける花です。
ちなみにイギリス英語ではMumはMom(お母さん)の意味ですが、アメリカ英語では「Mum」は「chrysanthemum」(菊)の短縮形なんです。
そして、パンプキンスパイス!
アメリカの秋といえば、必ず話題に上がるのがパンプキンスパイス(Pumpkin spice)です。9月に入ると、コーヒーからクッキー、どこに行っても目に付くこのフレイバー、パンプキンスパイス味。シナモン、ナツメグ、ジンジャー、クローブのミックスが「パンプキンスパイス」と呼ばれていて、食べ物に混ぜたり、温かい飲み物に振ったりして食すもので、アメリカ人にとっての落ち着く食べ物・飲み物(Comfort food・drink)のような感じでしょうか。
ちなみにこの現象の火付け役は、スターバックスの「パンプキンスパイスラテ」と言われています。2003年に発売されて以来、パンプキンスパイスは秋の定番フレーバーとして定着したらしいです。
お次はハロウィン!
秋が深まると、やはりハロウィンが大きなイベントになります。10月になると、アメリカでは大量のキャンディー(特にミニサイズのチョコレート)が店頭に並び始めます。また、家々にはガイコツ、ジャック・オ・ランタン、クモの巣、さらには巨大な空気で膨らませる魔女などのちょっと怖い(Spooky)なデコレーションが施されます。
でも驚くことに、ハロウィンのキャンディーが店頭に並び始めるのは、8月末や9月初めなんです。まだ夏が終わらないうちから、もうハロウィンの準備が始まっているんですね!
そしてこれはアメリカならではだなと思うのが、「パンプキンパッチ」。
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家族にはもってこい!
パンプキンパッチ(Pumpkin Patch)とは、大きな農場やフィールドにずらっと並んだカボチャ畑のことを指します。ここでは、自分の好きなカボチャを選んで購入することができる。持ち帰ったパンプキンで、ジャック・オ・ランタン🎃(jack o'lantern)を作るのが定番です。
それだけでなく、トウモロコシ迷路(Corn maze)や干し草乗り(hayrides)など、さまざまな秋のアクティビティを楽しむことができます。温かいアップルサイダーも必ずと言ってある飲み物、甘いですが一度はオススメです。
そして最後はクリスマスツリー! 店頭での登場が年々早まっていて秋の風物詩のようになってますw
ハロウィンの準備も始まらない秋口、コストコに入ったら、なんともうクリスマスツリーが飾られていたんです。クリスマスライトやデコレーション、ラッピングペーパーまで一緒に並んでいて、これには驚きました。
アメリカに初めて来た人にとっては、ちょっと混乱するかもしれません。どうしてハロウィンがまだ終わっていないのに、クリスマスの準備が始まるんだろう?と思うでしょう。でも、実はこれがアメリカの小売業界の常識。クリスマス商戦は早めに始まり、10月にはもうお客さんにプレゼントの準備を始めてもらいたいんですね。Talk about jumping the gun!(気が早い)
アメリカの秋は、日本とは少し違った独特の風物詩が満載です。
みなさんもこの時期ならではの素敵な秋をお過ごしください♪
Happy Fall!^^
最後まで読んで下さってありがとうございました!
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