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自分のご機嫌の取り方。イライラに気づく事も大切

喜怒哀楽の中で、私が一番苦手な感情が「怒り」だ。
怒っている人(特に大声を出して怒っている人)は見るのも聞くのも苦手。
それよりも何よりも、自分の「怒り」をうまく扱いきれない。
怒りを抑えきれない!とは逆の、怒れない、という事。
もちろん、イライラする事はよくあるけど、自分のイライラを出す事、表現する事が苦手だ。
そのイライラを「なかったことにしよう」という力が働いてしまう。
性格や、育ってきた環境とか色々あるだろうし、積極的に怒るぞ!という訳ではないけれど、もうちょっと自分の中の怒りと向き合ってみたい。

イライラの奥にあるもの

私の場合、イライラの奥にあるものは、大体不安か、寂しいかのどっちか。
瞬間湯沸かし器のように、一瞬で怒りがバーン!ということはほとんどない。
不安や、寂しさが積み重なって、イライラがムクムク湧いてくる感じ。
イライラが、不安や寂しい感情の代弁者になっているような感覚。
(不安、寂しいを直球で出せたら、イライラはゼロになるのかな?また今度探ってみよう...)

そのあとは、「イライラしちゃダメ、なかったことにしよう!」と、感情にフタをしてしまう。
しかしこれが逆効果。怒りの感情、この子はなかなかパワーが強い。
喜怒哀楽の中でも一番パワーがあるんじゃないか。
当たり前だけどフタしたところで、なかった事にはならず、澱のようにたまっていく。
たまった澱はいつかあふれる。
あふれた澱で、肩や首はガチガチ。脳みそも凝り固まっていく。
腕や足の筋肉も硬くなっていて、ヨガをやるとよくわかる。
「あぁ、この硬さはあの時の怒りね・・・」なんて思えてくる。

イライラしてるな、の目安

イライラ感情に鈍感がゆえ、自分では気づいていない内にイライラが溜まっている事もある。
私の目安は、行動が乱暴になる。
朝起きた時、ドアをバンっと開ける、コップをガン!とテーブルに置く、エンターキーをこれでもかってくらい大きく叩く(今日は大丈夫)などなど。
あとは、涙が出てくる。
涙を流すと、副交感神経が働き、リラックスできるそうで(涙活なんかもコレ)この現象については、身体が「まあまあ落ち着けや」と言ってくれているようで、何だかありがたくなってくるのだけど。
これをバロメーターとして、この時は「あぁ、イライラしているな。どうしてだろう?」とか、「ケガしないように気をつけよ」とか、「八つ当たりみたいな発言しないように気をつけよ」とか、意識するようにしている。

イライラに気づく事も大切

意識して気づくだけでも、だいぶ澱が溜まりにくくなる。
イライラしても自分で調整し、リカバリーできるのは嬉しいし、自信にもつながる。(イライラの素を無くすのはまた別の話・・・)
大人は、自分で自分のご機嫌を取らないと、だ。
自分で自分のご機嫌を取れるのは何より安心感がある。

怒りの扱いが得意ではない私は、まずは自分のイライラ、怒りにちゃんと気づく事、そしてその怒りの理由を探る事、まずはこれを意識している。
イライラの自分もOKと思えるように、もっと丁寧に扱って表現していきたい。
目下、人体実験中の日々。

・自分のイライラの奥には何がある?
・イライラしているな、の目安は何?
・イライラに気づくだけでも澱が溜まりにくくなる

という話でした。

以上

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