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「こんな時の自分は好きだな」を覚えておく

梅雨時期は、どうしても気分が曇り空に引っ張られてしまう。
ここ最近、ご機嫌がなかなか戻ってこない。じっとりとした心持ち。
そこに、うまくいかない事がオンされると、自分との距離感がとおーーくなってくる。
落ち込んで自信がなくなると、「自分の好きなとこなんてあったっけ?」とじっとり考えてしまう。はまると危険なディープワールドだ。
逆に、梅雨の晴れ間の日は、日差しを浴びるだけでもご機嫌になる。
単純だ。自分が動物なんだなあと実感する。

自分の事を好きだと思えるのはどんな時?

「こんな時の自分、好きだな」
これを知っておくことも、自分のご機嫌を取るのにとても役に立つ。
こんな自分は好きだな、と思う時はどんな時か?
・昨日より今日、今日より明日の上達を楽しんでいる時
・時間を忘れるほどひとつの事に集中している時
・「人は人、自分は自分」と適度な距離感を保てている時
・人や物事に執着せず、飄々とした心持ちの時
・毎日の暮らしの中の小さな出来事を楽しんでいる時
・どん底気分からリカバリーして浮き上がってきた時
・自分の言いたい事をピッタリの言葉で表現できた時
・行きたい場所に身軽に旅をしている時
などなど。(けっこうあるな。嬉しい…)
「こんな時の自分は好きだな」「この心持ちが心地いいな」
これはいわば、「自分の芯」となる部分だ。

「好きだな」のその瞬間に感じ、覚えておく

この好きだなの場面を、落ち込んでいる時に初めて出そうとしても、あまり出てこない。
ポイントは、この「好きだな」を感じているその瞬間に、しっかりと感じとり、覚えておく事。
好きだないいなの時、それを客観的に意識している事は少ない。
その瞬間、ちょっと俯瞰して「ああ、私はこういう時が好きなんだな」と、意識をしてみる。何ならメモをしておく。(私は簡単に日記をつける派)

思い出すことで、機嫌が戻りやすくなる

落ち込んだ時、この好きだなという自分の芯を思い出し、その時の感覚をよみがえらせる。脳は本当に優秀で、ちゃんと思い出してくれる。
そして、それを思い出しながら、そこに近づけるように心を向け、行動をしてみる。
視点を変えたかのように一瞬でご機嫌が戻る時もあるし、じんわりじわじわと戻ってくる時もある。

自分の芯を把握しておくことは、本当に最強だ。
どんなにブレても、戻る場所さえ分かっていれば、いつでもどんな状態でも戻ることができる。
しっかりと船の錨を下ろしておけば、荒波にもまれても戻ってこれるから大丈夫。

そして今、私はまさにこの作業をこれを書きながら行っている。
晴れ間も少し見えてきた。早くご機嫌が戻りますように。

・「こんな時の自分は好きだな」はどんな時?
・その瞬間にしっかり感じとり、覚えておく
・思い出すとご機嫌は戻りやすい

という話でした。

以上

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