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定期的に自分の心と思考をチューニングする

月に一度、自分の思考や心を正しい位置に戻すために「チューニング」を行うようにしている。
私の場合、ひとり作業や同じ環境が続くと、すぐに思考が偏ってしまいがちだ。
自分の思考癖で意見が固執したり、自分や相手のいいところを見れなくなってきたりする。
「何で出来ないんだろう」
「どうしてわかってくれないんだろう」
「あの考えは理解できない」
これが出てきたら、チューニングの合図。だいぶずれてきている状態だ。

定期的に自分をチューニングする

私のチューニングの方法は3つ。
1つ目は、いろんな考えの人達と話をする。
10人集まったら考えも10通り。「へぇ~確かにそう考えたらその行動になるよな」なんて、いろんな価値観に触れながら、自分のものさしをチューニング。
ここで意識するのは「だってこうじゃないの?」の自分の思考癖を外す事。癖はひとりでは外せないので、いいトレーニングの場にもなっている。
自分の考えを話し、フィードバックをもらう事も大切だ。
「そういう考え方もあるんだね」と言ってもらうだけでも整う。
これでチューニング完了。

2つ目は、しっかりと話を聴いてもらう。
気持ちが偏りすぎた時、話を聴いてもらいたい時は、カウンセラーやコーチに聴いてもらっている。ここはプロの手を借りる。
日頃、人の話をたくさん聴いていると、やはり自分の中のバランスが崩れてくる。うまく話が聴けない時は、自分の中に話したいことが溜まってきた合図。相手の話をきちんと集中して聴ける状態は、自分も誰かに話を聴いてもらっているから作れるのだなとつくづく感じている。

心が疲れた時やしっかりと話を聴いてもらいたい時、聴くプロに頼ることはおススメだ。きちんとお金を払うことで、自分の時間としてしっかり集中することができる。プロの傾聴力に頼る。ただ聴いてもらうだけでも心がスッキリとして、弾力がプルンと戻ってくる。

最後3つ目は、考えや想いをひたすら書き出す。
誰に読まれることもないから何でも書き出す。もちろん文脈なんて関係なくダーーーと書き出す。
溜まっているときは、ノート半分くらいなってしまう程。
そして、それを後から読み返し、ひとり赤ペン先生をする。
過去と今の自分で答え合わせをするような作業。
そうすると、「やっぱりここにこだわりたいんだな」とか、「何でこんな事にこだわってたんだろう?」とか、考えの偏りも色々見えてくる。
大体、自分が大切にしたい事やこだわりたい事は、何回もキーワードのように書いてある。
赤ペン先生、たまに過去の自分に応援やアドバイスなんかもしてくれる。
これでチューニング完了。

チューニングの方法をいくつか持っておく

チューニングの方法は人によっていろいろだけど、いくつか持っておくと安心だ。
そして、それを日曜にやるとか、月一でやるとか習慣にするともっと安心。

誰でも思考や心が偏ったり固まったりする。
(そこがその人の肝となって輝く場合もあるのだけど…)
私は、なるべく心持ち柔らかく且つ、自分の軸となるところ、ニュートラルなところにいつでも戻れるようにしておきたい。
そのためのチューニング作業は私にとって欠かせない時間になっている。

・定期的に自分の心と思考のチューニングをする
・チューニング方法はいくつか持ち、習慣化すると安心

という話でした。

以上

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