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言われて嬉しい言葉と嫌な言葉を知っておく

人から言われた言葉。
たった数文字の言葉が、ずっと一緒にいて支えてくれたり、逆に棘のように刺さってなかなか取れずに残っていたりする。
人からもらう言葉は、良くも悪くも強力なパワーがあって、それによって自分の機嫌が左右されることも否めない。

言われて嬉しい言葉と嫌な言葉

言われて嬉しかった言葉。
「考え方そのものが好き」
「マクロミクロの視点を持ち合わせている」
「顔が見れてよかった」
この中には、十数年前にもらった言葉もある。
今でもすぐに出せるくらい印象深い、そして好きな言葉達だ。

嬉しい言葉の奥にあった事。
・考え方は私そのもの。私自身を受け止めてもらえたようで嬉しかった
・マクロミクロ視点=私のこだわりだったので、気づいてくれて嬉しかった
・顔が見れてよかった=肩書や成果評価を必要としない、ありのままの私を見てくれているような愛を感じる言葉

逆に、グサッときた嫌な言葉。
「いつも建前ばっかり」
「覚悟が足りない」
「で、何が言いたいの?」
これはたぶん事実だったのだろうけど、その時は本当にショックだった。
嫌な言葉の奥にあった事。
・建前ばっかり=上辺だけの理想論、論ずるだけの評論家がキライ。気をつけていたのにそうなっていた?
・覚悟が足りない=覚悟は自分で決めるもの。人に言われてしまった&言わせてしまった
・何が言いたいの?=受け止められていないと感じて否定された気分だった

言葉の根幹に流れている自分の価値観

文字にすると改めてわかるけど、言葉の奥に隠れているものは、自分が大切にしたい事、こだわり(=価値観)だ。
自分や相手の力を信じたい、考えを伝えたい、話を聴きたい聴いて欲しい、上辺やその場だけの理解ではなく、全体を把握し腹落ちして行動したい、などなど。
嬉しい言葉も嫌な言葉も、根幹は一緒なんだなあと思う。

これだけ影響がある言葉だからこそ、相手に渡す言葉は大切にしたいと思っている。
その人に似合う言葉、そして自分が伝えたい内容にぴったりな言葉を選んで伝える事を意識している。(もちろん空振りもする。その時は「違ったんだな」と次の会話の目安にしている)
ありきたりなそれっぽい言葉や、ステレオタイプな表現は、上滑りしているようで好きじゃないし、自分自身言われても心に届かないことが多い。

もちろん自分にかける言葉も大切にしたい。
ピリッと緊張する言葉や、心がざわっとする言葉は避けている。
しなきゃとか、するべきとか、普通は・・・とかもNGにしている。
私の中の鬼コーチは「じゃなきゃダメでしょ」を振りかざしがちなので、気をつけている。

大切な言葉はお守り代わりになる

人によって欲しい言葉はそれぞれ。
自分がどんな言葉を言われたら嬉しいか嫌か?
言われて嬉しかった言葉は、心が落ちている時、乱れている時、支えたり整えたりして自分の軸に戻してくれる。
お守りであり、ものさしであり、メトロノームのような存在だ。

・言われて嬉しい言葉、嫌な言葉は何?
・それらの言葉の奥には、自分が大切にしたい価値観がある
・自分にとって大切な言葉はお守りに代わりになる

という話でした。

以上

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