東大を出たけれど18「親方と福地誠」 15 須田良規 2019年1月27日 17:41 ¥100 その夜親方の差し馬相手となったのは、麻雀雑誌編集の福地という客だった。 親方、というのは本郷界隈の寿司屋の大将である。差し馬好きで、ヒラではまず打たない。麻雀の方は暴走機関車さながらで、どんな状況でも全ツッパを貫き通す。回る、とか降りる、とかそういう概念が身についていない。親方が店で打つと聞けば、方々から下卑た思惑の客が集まったものだった。同卓を果たした福地もほくそ笑んでいただろう。 ダウンロード copy ここから先は 1,172字 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 1,000 漫画化したものもそうでないものもあります。 単行本に掲載されたのも40話くらいでしたので、 ここでしか読めない話がたくさんあります。 近代麻雀掲載「東大を出たけれど」有料版 1,000円 近代麻雀で連載していたコラム「東大を出たけれど」です。 漫画化と実写化もされました。 東大を出て麻雀店従業員になった著者の、 当時の麻雀店… 購入手続きへ ログイン #麻雀 15 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート