私は、キャンセルカルチャーは「たとえ左派・リベラルが完璧で究極の正義だとしても」戦略として下の下の下だと思う
キャンセルカルチャーってね、「仮に左派・リベラルな方が完璧な正義」だと仮定しても方法論として下の下の下なんですよ。(実際は左派・リベラルが完璧な正義ではないのでよりダメなわけですが)
なんでかっていうとキャンセルカルチャーを推し進めれば推し進めるほど「弱い悪」が滅びる代わりに「強い悪」がより力を得るからです。
長期的にみて、「自分たちにとっての敵」をより強くするだけであり、戦略としては一番やっちゃダメな奴です。
私は今まで、「なんで頭いいはずのアカデミズムの人たちがこんな基本的な話すらわからないのだろう」って思ってたわけですが……さすがにそこまで馬鹿ではないだろうと考えなおしました。
たぶんキャンセルカルチャーを叫ぶ人たちは、ほとんどの人はわかってるんですよ。わかってる上でそれでもキャンセルカルチャーを正当化してる。
要するに、あの人たちはリベラルがどうとかどうでもよくて「自分たちの仲間さえよければそれでいい」と思ってるんじゃないかと思います。
キャンセルカルチャーがどのくらい戦略として下策であるか
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