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「Shrink! 」読む:アンガーマネジメント編(実践編)

というわけで前編で仕組みはすべて説明しました。

仕組みはこれですべて。とてもシンプルです。

ただし、実践するのはとてもむずかしい。ものすごく難しいです。私は10年くらい無自覚にこのアンガーマネジメントをやってきました。ブログで自分の怒りをずっと言語化しようとしていた。そこまでやってようやくある程度わかってきたかも、と感じるレベルです。


私には、この漫画の患者さんと同じかそれ以上に「~べき」というコアビリーフが多いです。はてなブログの方で「ネット作法」という形でまとめてますよね。これは裏返すと「自分が素のままだと誰ともまともに話せない」というめちゃくちゃ情けないコンプレックスがあるからです。ガチガチに縛らないとまともに人と会話ができない、まともな文章も書けない。そういう自分がすごいコンプレックスなのです。

だから、そのあたりを茶化されたり、そこまでやって書いてる文章を雑に扱われると怒りのトリガーになっちゃうわけですね。以前の私は、今よりずっとキレ散らかしてました。その都度自分の怒りを言語化しようとし続けてきました。

今の私は自分がある程度は何に怒るのかもわかっているしどうしてそれに起こるようになったのかの原因もわかってます。だから、「調節しながら」怒ることができる。(周りから見たらマジギレしてるように見えるかもしれないけれど実はそうでもないです)

もっというと深刻な怒りはあえて「悲しい」という感情に置き換えることもできます。これはずっとずっと時間をかけて言語化しようと努めてきたからです。 怒りを溜め込まないことだけは結構よく出来てると思います。

Shrink!ではさすがに10年かけろということは言わず、もっと効率よくやる方法を教えてくれていますが、かなり急展開になっています。このペースでやろうとするとストレスが半端ないです。私みたいに10年かけろとは言いませんが、とにかく焦らずゆっくりゆっくり取り組んでいきましょう。


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