見出し画像

アークナイツ11章 淬火煙塵 ストーリー(後半)

話が濃すぎる・・・っ!それでも10章よりはましだからなんとか食らいついてるけど、ほんとにこの作品読むのしんどい!でも面白かった!

しかし11章を読んでも全然まだ「ヴィクトリア編」は途中もいいところ。
うううう。また半年以上待たなければいけないのか…つらすぎる。



一人でも強くてかなわない敵のボス(王庭)が4名集結し絶体絶命に…

https://yterapokemon.hatenablog.com/entry/arknights-main-10


残念ながらハッキングを中断して撤退することに。

しかし。。。

この一文見るとゾクッとするね・・


テレジアがアーミヤに預けた「魔王」の能力を奪おうとした結果、アーミヤの能力が暴走し、敵味方問わずサルカズ全体の心を侵食し始める

アーミヤはサルカズの「1万年の血の記憶」を受け取ってしまい、耐えきれずに暴走状態に陥る。

サルカズの扱いが「進撃の巨人」のエルディア人とかランス10の魔族みたいな感じになってるね。

逃走中にテレシスが目の前に現れる

テレシスが「魔王」の力をテレジアから受け継いだアーミヤを殺そうとするが、ケルシーがその間に入って斬り捨てられる。

「彼女の此度の命は、終わりに近づいている」

えええええ、まさかのケルシー先生離脱!?
ケルシーを犠牲にしてとりあえずアーミヤたちは軍司令部から撤退。

(なぜかこの後すぐにテレシスたちは去ったのでケルシーとシャイニングも回収できたが、それでもケルシーは今回はこれ以上活躍できないらしい)


しかし逃げ延びたところで、軍司令部を掌握できなければ希望は……。


ともあれ、司令部に侵入し途中までハッキングを行ったことにより、これから大公爵軍と戦おうとするサルカズ補給√についてある程度の情報は得られた




一方地下墓地にいるシージたちは目的の王剣を手に入れるが……

「これが追い払えるのは天災ではなく、恐怖なのだ」

アラデルとその傭兵団(トターたち)がまさかの裏切り。
アラデルはカスター公爵にこの剣を渡す手はずになっていた…。

「私は私の手に負える範囲だけ関心を払えばよい」って繰り返してたのはこういうことなのか…


ここで死んだはずの蒸気騎士の甲冑が再起動する。

そして、カスター公爵軍もこの地下墓地に押し寄せてくる。


蒸気騎士は死してなお、裏切られてなお、王剣だけは守るという使命のために動こうとする。そのせいでヴィクトリアを守るために王剣を手に取ったシージを攻撃してくる。

ヴィクトリアとはなんだ?
ヴィクトリアとは国王か?
ヴィクトリアとは議会や貴族たちか?
ヴィクトリアとは民衆か?
我々は全てから裏切られた。
では我々が守ろうとしているヴィクトリアとはなんだ?
ヴィクトリアとはただの想像ではないのか?

幸い、まだこの剣が、王剣がある。
これがヴィクトリアの象徴であることは動かし得ない事実だ。
いいだろう。ではこれよりこの剣を自らのヴィクトリアだと私は定めよう。
私はもはや失うことはできない。
これこそが自らの最後のヴィクトリアなのだから。
これが私にとってのヴィクトリアではないなら、
ヴィクトリアとはどこだ?
私が忠誠を誓うヴィクトリアとは何なのだ!!!

あまりにも悲しい。
国のためを思って行動したのに全てから裏切られた。
それでもなお「ゴールデンカムイ」の鶴見さんと違って
最後の最後まで忠誠を貫こうとした結果なのだ……。


暴走した蒸気騎士に対して、
裏切ったアラデルが最後の最後で使命よりも自分の感情を優先した。
自分を犠牲にして対峙し、己のアーツで門を閉じてシージたちを蒸気騎士の追跡から逃がす。


エピローグ:ついにザ・シャードと飛空艇が起動してしまう…

サルカズに対抗してドラコ族の復興を目指すダブリンたちもしっかり暗躍しているようですね


最後まで読んだので、章タイトルの淬火煙塵の読み方と意味について考える

漢字の意味は「焼きを入れる」+「煙と塵」。読み方は「しゅつかえんじん」または「さいかえんじん」となります。

淬は「はげむ/つとめる/にらぐ/焼きを入れる」という意味がありますから、この場合鋼に焼きを入れるということでしょう。つまりキャサリンの工場でやってたような作業を指していると思います。

最後まで読むとサブタイトルの通り「Return to Mist」ってことで暗雲の中からザ・シャードや飛空艇が出てくることを指してる?となると淬火煙塵についても、ザ・シャードと飛空艇が起動することを示していると同時に、最後の蒸気騎士が立ち上がったこと、アラデルが最後の最後で使命に流されるのではなく自分の意思を立ち上がらせたことなどなどいろんな意味を込めているのかもしれません。 なんというか、いつものことながらわかりにくいぜ!


おまけ1:ケルシーは、その昔にサルカズを滅ぼそうとした連合軍のリーダーだった?

ケルシー先生いつから生きてるんだ……。

こうしてみると、ケルシーはサルカズにとってあまりにも理不尽な「ブラックスワン」(ヴァンパイア十字界)を思い出すな……。



おまけ2:「これは我々全員の物語だ」「ここでは(意志を上回る)使命などというものは存在しない」

「アラデル、ここにはあんたの物語もある」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?