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11月SQ以降の株式市場展望

COP26で超重要な決定がありましたね。

これ日本の将来にとってめちゃくちゃ重要な話なんですがはてブで全く話題にならなかったですね。さすがにこれについて言及しないで環境に興味あるとか言ってる人がいたら嘘つきでしょ

ニュースでは「グラスゴー気候合意」の話ばかりしていましたが、本当に大事なのは3の「市場メカニズムの決定」です。

日本は、独自に二国間クレジット制度(JCM)という制度を構築し、途上国の排出削減を支援してきたため、日本にとって重要なテーマでした。今後、日本の協力によって途上国で実現した排出削減枠の一部が日本の削減分としてカウントされる道が開けたことになります。

先進国が途上国で取り組んだ温暖化ガスの排出削減分を双方で分ける仕組みで、2013年以降に国連に届け出た分を認めると合意。活用が進めば世界の排出量の3割弱に相当する最大年90億トンの削減効果が見込めるとの試算もある。

何が言いたいかというと、排出権取引のルールが定まったことによって、もともとCO2排出削減に関して優位性がある日本が、ようやく本腰を入れる理由ができたということです。

これにより、まともな首相であれば石炭・石油系のエネルギーではなく再生エネルギー関連の優遇が今まで以上に強くなるということです。世界の潮流が定まったのだから、日本だけ乗り遅れたら死にますからね

※しかし岸田さんはこの再生エネルギー関連に後ろ向きなのまじでいい加減にしろよと言いたいですね……あまりに時流が読めてなくて今一番首相になっちゃいけないまである。国内問題も大事だけど、ここで日本産業のかじ取りミスったら終わるぞ


資源関係→急に石炭をやめようとした反動がエグイことに


・中国が石炭の代わりに一気にLNGや石油を買い占めの影響がひどい。
・石油は大丈夫だがLNG(液化天然ガス)のスポット価格が一時10倍以上に
・原発を撤廃して褒められてたドイツは電力不足でピンチに。EUの制約もあって火力発電所の開発も認めらないなど深刻な問題に。

→何も知らない反原発派のみなさん、よくドイツをほめてたけど、こういうことがあるからエネルギー政策を道徳で考えるのは怖いんだよマジで。エネルギー政策が自分たちの生活にダイレクトにダメージを与え始めてから「やっぱり反原発は間違ってた」とかいってももう遅いです。別に原発が正しいっていうつもりはありませんが、道徳やイデオロギーで自己満足したいだけなら別の話題を選んでほしい。


中国・ASEANを中心にしたコストプッシュインフレと円安の影響が深刻に→いよいよ日本でも悪いタイプのインフレが抑えきれなくなっていく

これで給料が上がらなかった場合、価格転嫁できない企業はマジでバタバタ破綻しかねませんし、我々の生活にもかなり深刻なダメージが出ます。

アメリカのように、インフレに応じて給料が挙げられれば良いですが、はたして日本にそれができるでしょうか?

岸田さんが再び再分配政策(増税)を強調したので、外国人投資家は30000より上は買わない姿勢になってきている

上でのべたように、岸田さんが今考えるべきなのは、増税ではなく「給与アップ」のための施策です。これは単純な増税からの再分配という政策は逆効果です。

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