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「真実は私だけが知っている」:人が自殺したみたいなニュースを見た時に軽い気持ちで「正しいこと」をコメントする人に対して皮肉を込めつつそれを肯定する作品



南さんという人が死んだ。

捜査の結果、警察では事故として処理された。

ただ、誰も納得はしていないようだ。

なぜかというと、みんな南さんに対してやましい思いを持っていたからだ



まず、少なくともマンガを読む限り南はメンタルがクソザコナメクジであったのは間違いないと思う

メンタルが弱いから「嘘でもいいから優しくしてほしいし夢を見させてほしい」という感じ。 バンドマンとかに貢ぎそうな感じ。


そんな彼女が現実の恋愛にチャレンジした結果、周りの人間は茶化しまくったり悪口を言い合っていた。



こういうこともあって、南さんはメンタルが耐えきれずにひたすらネガティブになっていった。

ここまでは事実だ。


それでも、南さんがなぜ死んだのかは誰にもわからない。



で、みんなは南さんが「おそらく自殺したのだろう」と思って他人に「悪者役」を押し付けて自分は何も悪くなかったということにしようとする




彼氏と親友は、そこまで図々しくはなれなくて、自分を責めて苦しんでしまう





ただ、他人のせいにするクラスメイトも、メインの二人も、子供なのだから他人の死を受け止めるなんて無理だということがちゃんと描かれててよかった


さすがに大人になってから、はてなブックマークでたいして事情も知らないのに義憤で悪者認定した人を叩くことで「正しい人」であろうとするキモい人たちは嫌だなって思うけどね。



とりあえず二人はこれからも生きるために希望のある話を「これが真実だった」ということにして終わり




このテーマだと「13の理由」や「遺書、公開」などが有名



真相編はむしろないほうがいい作品になった気がする

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