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戦略はどのレイヤーにいても考えることができる(2019-11-08)

突然だけど、戦略の立案は経営層だけの責務ではない。と言える。
と考えるようになったという話。

そもそも、事業を推進する上で確実な答え(100%成功する正解)を持っている人なんて居ない。でも、それでも(仮に階層があるとするならば)上層からは、意思決定らしきものが降りてきて、なんとなく不満に思うこともある。

ただそこで、それってなんで?どういう意図で?を、突き詰めて、組織の上位層の考えを想像してみる。(想像するためには色々情報を集める必要があるし、誰かに頼る必要も出てくる。)

でも、仮に組織の最後にたどり着けたとしても、最後にいるのはCEO(代表取締役)であって、つまりそれはどういうことかというと、もうそのCEOの上には誰も決めてくれる人なんて居ない、ということが理解できたりします。

おこがましいけれども、意思決定をするとは、なにがしかの情報(メンバーレベルであれば組織内の情報、代表や経営レベルであれば社会や組織の外側の情報)を、集めて、整理し、解釈し、進むべき道を決めるという点において、

情報を集めて、整理して、意思決定するそのプロセス自体は、組織内だろうが、組織外だろうが、なんら変わりのない脳の使い方をしているはずだ思うのです。

じゃあ、このメンバーレベルでの僕ができるのは、上層部の意思決定に関して、文句や石を投げることではなく、自分のレイヤーでもなぜその意思決定がなされたのかを考え、解釈し、自分なりに、自分のレイヤーでできることをやってみること。それしかないんじゃないかなと思います。

綺麗事を言うようだけど、まぁそうなのかなぁって最近思います。

戦略に関する意思決定は経営層だけの責務ではないのです。それぞれの立場において思考して実践されるべきだと思うのです。(それぞれの立場において実践されるものが、組織の向かう方向に繋がっていれば理想なのかもって思います。実際どうすればそれがうまくいくのかはわからないのですが。)

それでいてそのやってみることが、自分の価値観と合致していたり、自分個人の成し遂げたい成長と噛み合っているのであれば、それは自分がその組織に所属する意味となるんじゃないかと、考えます。

意思決定の時に、どれだけ有効な選択肢を多くイメージできるか、
そこには、能力よりも大きな大きな差が開かれている、と。

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