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3C

昨日の会社のお昼休みにあった同い年の女性(Aとします)との会話。

A「いふく、付き合ってはいけない男の3Bって知ってる?」
ぼく「バンドマンとかのやつ?」
A「そうそう、あれって今は3Cっていうのがあるけど知ってる?」
ぼく「知らない」
A「Cの1つは『カレーをスパイスから作る男』だって笑」
ぼく「へぇ」
A「いふくのことやんって思った、気をつけな笑」

Aは自分の恋愛経験の少なさをネタにしてくるような人なので正直ムカつきましたが、『カレーをスパイスから作る男』がこのくくりに入るのは正直分からないでもないです。笑

カレーをスパイスから作る男はこだわりが強いので一緒に居ると大変ということだろうとすぐにわかりました。
(ちなみにAが教えてくれましたが、心の中で「分かっとるわ!」と言いました。)

私は毎週カレーを作って(スパイスからじゃないときもある)週の半分近くはカレーを食べているくらい狂っている人間です。笑

ちなみにこの投稿にも同じことが書いてあります。おもしろい。

「カレーをスパイスから作る男と付き合ってはいけない」という主張には大事な観点が抜け落ちているように思います。
カレーをスパイスから作る男はこだわりが強い傾向があるというのは納得ですが、対人関係に支障をきたすのはそのこだわりを他人に押し付けるという行為ありきではないでしょうか?

こだわりが強くても柔軟な考えを持っている人であれば、むしろ素敵だと思います。自分もそのような人間でありたいと思って生きているつもりですが、「カレーをスパイスから作る」という表面的な情報だけで内面的な部分まで先入観を持つ人はちょっとどうかと思いますし、その程度の人間なんだなぁと思ってしまいます。

わざわざ世間の通説みたいなものを妄信する必要はないと思いますし、自分が良いと思ったものは良いと言うし、好きだと思ったものは好きと言えばいいんだと思います。

・自分の好きを他人に押し付ける、強要する
・他人の好きを否定しない

ただ、この2つのことは絶対したらダメだと思っています。自分がされたらイヤなので。(もし自分がしていたら全力で怒ってください。。)

Aとの会話で、自分の好きなものを否定された気がして気分が悪くなったし、表面的な部分しか見ようとしないんだなぁと心底失望しました。笑

今までの自分であればここで相手に同調したり黙り込んだりするのですが、自分の考えは一応言っておきました。

ぼく「まぁ、僕からカレーを取ったらアイデンティティの大部分が失われると思うけどね」

自分の好きを貫き通せばいいし、自分の心を否定する必要もない。自分の信念に従うゴーイングマイウェイ野郎であり続けよう。と思った瞬間でした。

自分を信じるということ

自分の中の大切な価値観の中に「自分を信じる」ということがあります。自分の心に従って好きなものを好きと言える自分でありたい。こう思うようになったきっかけなどはありますが、長くなるので別の機会に。笑

こんな話をするとただの自分を曲げないヤツと思うかもしれませんが、そうはならないように心がけているつもりではあります。
単純に良いと思ったことに従うだけで、それが外部の情報であったとしても、自分の内面で良いと思ったら従うだけです。
むしろ、自分の知らない価値観にいっぱい触れて、自分の内面で良いと思うことを洗練させていくイメージです。

とあるギターの教則本にこのようなことが書いてありました。

あるジャンルの音楽が嫌いと言うためにはその音楽のことを深く知っておかないといけない。それをしていなければただの食わず嫌いである。

自分の内面で良いと思うかどうかもこれと同じだと思っています。これからもこの価値観を大切にして自分の好きを深めていきたい。そう改めて感じることができれば、Aとの会話も意味があるものだったなと。笑

ちなみに、今この本を自分の理想の価値観だなぁと思って楽しく読み進めているところです。笑

自分の信念に反するので強要はしませんが、自分はこういう人間だと分かってもらえれば。笑

ではでは。

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