『一庶民の感想』 1

 政治が酷い。あまりにも酷い。自民党の国会議員は裏金をつくり、それがばれても罪に問われないばかりか辞職すらしようとしない。

 国会議員は国家理性をも代表する存在であるべきだ。国会議員は時に政府、大衆の無理な要望を押し留め、国家として進むべき正しい(歴史や文化、伝統に照らして正しい、国民が幸福になると思われる、長期的目線に立った)道へと導かなければならない。それが今やどうか。まともな経済、財政政策も行わず、国民に重税を課し、特定の団体(経団連、経済同友会、金融業界等)へ利益誘導をしている(この中にアメリカの大企業も入れたいが、日本は敗戦以来対米従属の立場を基本とし、特に2000年以降は完全にアメリカの属国、準州、強い言葉で言うと奴隷となっているので、もっと大きな枠組みで考えることが必要だと思われる)。怒り、呆れ、嘲笑を通り越して恐怖を感じる。国家理性の代表であるべき国会議員が、自らの国を壊し続けている。日本の政治の中心にはテロリストがいるのである。自らの手で自らの基盤たる国家、国民、文化、理性等大切なものを破壊する。これを恐怖、狂気と言わずして何と表現したらよいのか。

 2024年に入ってから、能登での地震、親殺し、子殺し、火災、事故などが異常な頻度で起きている。短絡的な天譴論は支持しないが、世界というものが人間の活動の影響をうけているとすると、この国は自殺へと向かっているのではないか、天からの警告なのではないか、そんな気がしてならない。

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