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プロ野球選手を目指さない独立リーガー
こんにちは。お久しぶりの投稿となりました。
何ヶ月ぶりかに書こうと思ったらnoteの使い方が変わっていてびっくりしています笑
前回の投稿からしばらく期間が空いてしまいましたが、そうなってしまった理由は単にモチベーションが生まれなかったこともありますが、僕が今年一年を過ごして帰着したある考えにも影響されているかもしれません。
覚えているでしょうか?
僕は以前、下の記事を通して皆さんにこんなことを言っていました。
〝プロ野球選手は目指さない。
独立リーグで野球をやる意味は
一年を通して見つける。〟
野球をやる意義が見いだせなかった当時は、今思えば目指すべきゴールが見えていない中、ただ脳死状態で競技力向上に励んでいました。
もちろん、一生の課題である球速アップを念頭に、シーズンの目標を〝150キロ〟と置き練習のモチベーションにしていましたが、それどころか140キロすらも達成できず、横ばいな数字しか並べられませんでした。
結局横ばいな数字しか並べられなかったのは少し悔しいですが、今年一年を振り返り、後悔・心残り、と言った過去の自分を蔑むような感情は一切ありません。
むしろある時を境に芽生えた僕の心の蕾が、今年一年を充実した日常に変えてくれ、それはきっと今後の人生をより豊かにしてくれるヒントになる得ると確信しています。
それがタイトルにもある通り、
プロ野球選手を目指さない
ということになります。
文脈なさすぎて、は??
となってる人もいるかもしれませんので、詳しく根掘り葉掘り書いていきましょう。
まず大前提として、人は皆〝自分を幸せにするため〟に何かしらの行動をしています。
プロ野球選手になるために練習している
(=幸せになるため)
結婚したいから恋愛をしている
(=幸せになるため)
大変だけどお金を稼ぐために仕事をしている
(=お金がないと生きていけない→不幸)
辛いことに耐えながらも何かを続けているのは、その先に待つ目標達成で自分は幸せになれると思い込んでいるからではないのでしょうか。
僕は一度、野球を辞めるという決断に至りました(結局続けてますが…笑)が、その時には本当に野球をやる理由がわからなくなっていました。
もしかしたら理由なんていらない、ただ楽しいからやっている、それだけで充分だったのかもしれませんが、生真面目な僕は、意味のないことを日常に繰り込んでしまうと、不安と焦りを掻き立ててしまう性分なので、早く野球を辞めて働きたかったのかもしれませんね。
そんな時に僕は、ある人にこんなことを言われました。
野球はあくまで人生を豊かにする
副産物に過ぎない。
それまで独立リーガーは練習をするべきもの、生活全てを野球に注ぐものだとばかり思い込んでいた自分に、疑念を抱かせてくれた言葉でした。
結局プロ野球選手になろうがなれまいが、試合で勝とうが負けようが、150キロ投げようが投げられまいが、野球のおかげで日常が充実できて、人生の幸福度が上がるのであればそれでいいじゃない。
結果ばかり良くなったって中身がすっからかんだったら大して面白くないんだから。
そう、結論に至りました。
今までも無理強いされて練習をしてきたつもりもなければ、食べるものから生活態度までも野球のためにと振り切って生きてきたことは、苦じゃありませんでしたが、心の奥底には〝やらないといけない〟といった気持ちが張り付いていたのかもしれません。
それは上を目指すべき立場にある野球人としての使命感のようなものの気がして、常に僕はその不安と闘っていたのかもしれません。
だけどその葛藤も、今となってはどこか遠くに消えていってしまいました。
この文章を書いている今も、こうしているこの時間が楽しいからなんですよね、結局は。
冒頭にも言いましたが、この時期を境に、僕はnoteに対する意欲が一気に減ってしまいました。
オフラインの生活を充実させようと、SNSを見る時間を減らしたり、そもそも携帯を開くことを減らして代わりに読書の時間を確保したりと、今となってはその習慣からとても恩恵を得ることができていますが、おかげでアプリを開くことすらもほとんどなくなっていました。
やはりnoteも、どこか義務感に迫られていたものだったのかなと今では少しだけ思います。
もともと自分の思いを広めたくて始めたnoteですが、更新期間が空くうちに、何か書かないと…という焦りが出てきたり、文章力というスキルを磨く意味合いが強くなっていたのが本音です。
結局野球も文章も、ゴールを目指す道中が一番楽しいってことですね。
自分の頭の中のモヤモヤを言葉に変換して文字に書き起こしてる今、最高にたまりません。
…ともなれば、僕が頂戴した先ほどの言葉、万物に当てはまる理論なのでは?とも思えませんか。
野球とライティング。
ここまで関連性のないワードがもたらす恩恵が、結局は人生を豊かにしてくれるということ。
これはつまりそういうことでしょう。
どの世界にも〝結果〟は付き物かもしれません。
だけどそれは、ただの相対的に評価されたものにしか過ぎませんよね。
テストの点数、成績、偏差値、勝敗、年収…
そんな相手ありきの評価に一喜一憂して、自分の大切な時間を潰してしまうことは勿体無いことこの上ないです。
それよりも、自分の中で満足した日常を送り、他のどんなことよりも自分の心身の豊かさを第一に優先した判断をし続けることの方が、よっぽど大事だと僕は思います。
そうすれば勝手に周りから羨ましがられる存在になると思います。
だから僕は、来年からも楽しく充実した野球生活を目指していきます。
自分の幸せは自分で作る!!
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