まちあわせ
営業を生業にしてる割には、
プライベートでは待ち合わせに
遅れる事が多い。
時間読み違えたーって
悪びれない自分。
いつものことだけどね!
と諦めてる君。
本当は、待つのが好きだから、
待たせてしまってるのかもな。
スマホの電池がないのを言い訳に
自分の充電のために立ち寄った
バス停の脇のコーヒースタンドで、
今宵は僕が君を待つ。
バスを待つ人々の様々な背中を
ぼんやり眺めては
異国の言葉、bossa novaの響きを
聞くか聞かずか
夜はひとりでに静かに更けていく。
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