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一級建築士がスタートアップに出向して新規事業を立ち上げを学ぶ

これまで一級建築士としてパルコで空間設計をしていました(〜2022.04)。
現在はスタートアップに出向し、新規事業の立ち上げを学んでいます。

パルコでは空間デザインのディレクションをしてきました。
渋谷パルコ、錦糸町パルコを担当したあと、熊本パルコ跡地 下通GATEプロジェクトを担当していましたが希望していたスタートアップ留学※1が決まり、orosyへの出向が決定しました。
建築以外知らない、企業という砦に守られている人間が、心機一転、新規事業立ち上げのためにスタートアップで学ぶことを記録していきます。

※1 ANOBAKAが展開する事業会社の社員の方が自組織に在籍したまま一定期間スタートアップのメンバーとして働くという越境学習体験を提供する出向型研修事業

なぜ自分の領域外に出るのか?

商業施設を竣工するまでのプロジェクトを何度か経験して、改めて思ったことは「私の仕事にはマーケティングがない」。空間を作る仕事は感性や経験値が優先されるのでマーケティングというものはない世界なのかもしれません。でも、それって本当?と思ったら自分のいた場所を外側から見るしかないと思いました。
もう一つは設計という仕事はものをつくる大事な仕事ですが、次の仕事を生み出すポジションではないということです。自分の経験を仕事を生み出すことに使っていくことに興味をもち始めました。

スタートアップに出向する必要性は?

もともとは「今」のスピードを感じられるスタートアップに出向することに意味を感じていました。
実際、スタートアップ業界の日々飛び交う目まぐるしい情報に驚いている反面、ビジネスのタネやヒントがそれだけあるということに興味は増しています。そのスピードの中に会社もユーザーもいて、日々状況は変わっています。
企業内でユーザーとのタッチポイントから遠い分野にいると、自分の世界しか見えてきません。だから「今」のスピードを捕えられる場所で仕事をする機会が必要でした。

2.5ヶ月スタートアップで過ごしてみて感じていること

仕事へのモチベーションが3ヶ月前とは全然違います。
出向が終わるまでにはピッチに出て、自分のやりたいことを打ち出すことを目標にしています。

スタートアップ留学で面白いこと↓
・様々なスタートアップの方やVCのお話を聞くのに興味がある
・twitterでスタートアップの情報収集が楽しすぎる
・日々変わる施索のスピード感にビジネスを学ぶ

出向を通して最終的には何がしたいのか、何ができるのかがまだ見えていませんが、noteやtwitterを通じて、新規事業で立ち上がりのことや、スタートアップ業界のこと、今後私が立ち上げたいと思っていることへのアドバイスなどカジュアルにお話しできたら嬉しいです。
#twitter

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