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分断が可能なリンゴは実在するのか?

AIを超えるGI創造者、よしじゅんです。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日のテーマは「分断可能なリンゴは実在するのか?」です。

普段当たり前のように使っている言語は、存在(主語S)が動く(述語V)、つまりS+Vを組み合わせたSVアナログ言語です。

分断が可能なリンゴって実在すると思いますか?

普通に考えたら、実在しそうだと思いませんか?

リンゴが身近にあれば、見ながら考えてみてほしいです。

分断というのは、目で見て1つの物体が2つに分かれることです。

実在というのは条件・状況に関係なく、ずーーーとあり続けることです。

分断が可能なリンゴというのは、包丁で2つに切ることのできるリンゴです。当たり前ですが切れそうですよね。

分断が可能なリンゴが「実在する」とはどういうことでしょう。

リンゴを2つに切る、2つに切ったうちの1つをさらに2つに切る、、、、

無限に細かく切っていって、1mmくらいになったとしましょう。すでにリンゴの味すらせず、香りもしない状態です。

それはリンゴだと言えるでしょうか?言えませんよね。

分断可能なリンゴが実在するのであれば、リンゴはずーーーっとリンゴの味、リンゴの香りのはずです。

しかし、無限に細かく分断していったとき、リンゴと言えなくなります。

分断可能なリンゴの存在を認めた途端に、リンゴが実在するとは言えなくなります。

つまり、分断可能なリンゴはあるともいえるし、ないともいえるという、矛盾が生まれることになります。

結論として、冒頭の問いである「分断が可能なリンゴは実在するのか?」に対して「実在する」とは言えないということです。

これが普段当たり前に使っているSV言語が矛盾に満ちている立証です。

存在が動く、という当たり前すぎる大前提に言語革命が起きなければなりません。

存在が動く

から

動きが存在させるように認識させる

へ。


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