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【資本主義をチートする09】元手なしで儲かるビジネスの秘密をバラそう。(実例・ヒント付き)

 前回、前々回と、「お金を儲ける」ことよりも、「節約して浮かす」ということに集中しながら書いたので、今回からはまた、通常運転の「儲かる」話に戻そうと思う。


 さて、繰り返しでしつこいようだが、「資本主義の根幹は、情報の非対称性」であることをすでに学んだ。そして「利益を載せることは許されていて、万人に了解を得ている」ことも学んだ。

 その上で、実際に「情報やサービスを提供して、noteやPDFで電子書籍を販売」したり、「youtubeやadsenseなど活用しながら、小銭をチャリンチャリンと自動的に貯めてゆく」方法も実例を挙げて学んだ。

 ここまで、この連載を読んできた”僕たち私たちよいこのみんな”は、この段階で「何か、ビジネスのようなものを始められそうな」予感に満ち溢れていることと思う。しかし、「じゃあ、何をやればいいのか?」となると、そこでハタと困ってしまうに違いない。

「僕には、私には、情報の非対称性になるようなものを持っているだろうか」

と。つまり、僕らの「売り物」はいったい何なんだ?という悩みが生まれるに違いないのだ。

 この連載を読んでいる人たちの大半は、「そのネタ、自分だけのコンテンツ」を持っていないから、悩んでいるのだ。

 正確には、実は「そのネタ、自分だけのコンテンツにまだ気付いていない」だけで、それは試行錯誤・悪戦苦闘しているうちに見つかってゆくものなのだが、しかし、そこに至るまで僕らは、とても膨大なエネルギーがいるような気がするので、落ち込んでしまう。


 そこで、今回も助け船を出して、大きなヒントをプレゼントしたいと思う。今回のお話は

「元手なしで、絶対に儲かるビジネスをする」

というチート術である。


 たとえば、2020年春のただいま真っ最中のような「ウイルス」といった病気が大流行したとしよう。今ならアホでも考えればすぐにわかるが、「手作りマスク」を作って売れば、つたないハンドメイドでも飛ぶように売れるだろう。実際うちの奥さんは、売りはしないまでも、家で使う分のマスクはミシンで縫っていくつもストックしている。

 しかし、この場合、「マスクを売る」というビジネスには、そもそも「ミシンが使える」という(難易度が高いわけではないが)重要な技術が必要になるだろう。そこで大半の人は「マスクを売るのを断念する」に違いない。あるいは実際にマスクを作ろうと手芸屋さんや100均に行ってみるとわかるが、「ガーゼ生地が売りきれで、ゴムひもが売りきれ」状態になっている。(2020年3月現在)

 つまり、マスクは売りたいし、それがかならず儲かるとわかっていても、

そもそも元になる材料や技術がなければ、ビジネスができない

ということがわかると思う。マスクというコンテンツどころか、その材料の段階から必要になるからだ。

 ちなみに、材料と技術を持っていることも資本主義社会においては、すなわちそれこそが「資本」となる。

 資本はお金だけではない。材料の仕入れも、ミシンと縫い手という人材も含めて、それらは資本が変形したものである。

「工場と機械を所有している」と言えば、それが資本家のものであることがすぐにピンとくるに違いないが、言い方を変えただけである。


 さて、この連載には無料の回と有料の回があって、有料の回ではお金をいただく限りは資本主義社会で生き抜く上で「かなり重要なヒント」や「リアルな具体例」を示しながら話を進めているが、ここから先も有料でお願いしたい。

 なぜなら、これからする話は、無料で公開して誰彼となくマネされては困るからである。もちろん、わたくしヨシイエは情報商材屋ではないので、秘密の情報だからといって数万円ももらったりはしない。たかだかコーヒー一杯程度しか毎回いただいていないが、それ以上の価値はある話をしているつもりである。

 ちなみにこのネタは、2015年から実験をはじめて、今完全に安定して動き始めたビジネスの中身をバラす太っ腹企画である。

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