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【新・資本主義をチートする01】借金まみれでも生活を立て直す魔術

 「資本主義をチートする」のシリーズが意外と好評で、多くの方に読んでいただいているようで嬉しい限りです。


 前回のシリーズは、いったん大きなまとまりで「完結」としたわけですが、そこからこぼれ落ちたよもやま話がまだまだあるので、今回からは「新・資本主義をチートする」と題して補足や追加のお話をしてゆこうと思っています。

 というわけで第一回は、「チート」術の中でも、「ヤバイ」ほうの事例を上げながら

 借金まみれで首が回らなくても、破産せずに生活を立て直す方法

というのをお伝えしようと思います。さて、この技法、「チート」の中でも、どちらかというと「ちょっとしたライフハック」のような可愛いものではなく、けっこうテクニックを要する上級編ですので、いちおう無料で公開するのはよろしくないため、わずかながら有料とさせていただいて限定扱いにしておきます。

 テクニック、と書きましたが、今ここに「借金でほんとうに困っている人」がいるとして、その人に

■ 危ない橋をわたらせようとする

ものではありません。また、

■ 何か難しいことをして、その仕組みが複雑である

ということもありません。というよりも、全然真逆で

□ 困っている人は、ほとんど何もしなくていいのに、生活が立て直せる

という魔法のような技法です。

 そんな詐欺のような方法がほんとうにあるのか?!と驚かれるかもしれませんが、私もその方法を知ったときには

「そんな方法が本当にあるんだ!なんじゃそりゃあ!!」

とビックリ仰天しました。

 なぜ、その方法を知ったかというと、借金で困っている人に教わったわけでも、どこかネットに書いてあったわけでもありません。(だから恐ろしいのです。多分おおっぴらには、この方法はネットには載っていません)

 結論から言えば、わたくしヨシイエが、その方法に

まんまとしてやられたから!

なのです。そう!私は借金がある側ではなく、お金を貸していた側だった、というわけです。


 さて、もともと私が、この吉家孝太郎名義を一番最初に使ったのは、

 ソフトバンク系列のitmediaさんが募集していた「ビジネスにまつわる小説」に応募した時で、そのペンネームでした。

 小説はとても短いので、お暇であれば読んでいただければと思いますが、実はヨシイエは「売掛金回収」のプロフェッショナルなのですね。

 ですから「お金を貸していた」というよりは商品を売って、「その代金(ツケ)を払ってもらっていない」顧客がいた場合に、彼からその代金をお支払いいただく、という業務をある時集中して取り組んでいたわけです。

 その話を「営業刑事(デカ)」に見立てて小説に書いたのが、はじまりだったのですが、なんと!

 売掛金を払わずに、そのまま逃げきった

人がいたのです。もちろん、彼は私の所属する会社の売掛金を未払いだっただけではなく、その他の会社にも未払いがあったり、消費者金融への借金があったりしましたから、それらも含めて、すべての借金取りから逃れて、

生活をきちんと立て直した

ということをやってのけました。

 うちの会社としては、その時にそのワザを食らってしまったものだから、

そんな方法があったのか!

と目からウロコが飛び出した次第。辣腕の営業刑事をも出し抜いたその

「ミバライくん」(闇金ウシジマくん風に)

がどんな技法を使ったか、というのが、これからのお話なのです。


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