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【最新】南米新型コロナの現状(7月26日)

3月半ばから南米で猛威を奮っているCovid-19(新型コロナウィルス)の勢いは衰えず現在も引き続き南米各国に大きな影響を及ぼしています。
現在の感染者数と推移は以下のとおりです。
グラフ(感染者数:赤、回復者数:緑、死亡者数:黒)

ブラジル:241万9901人(前日より2万3467件増)

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南米で最も感染者数の多いブラジル。感染者はサンパウロ、セアラー、リオ・デ・ジャネイロ、パラ、アマゾナスと都市部、沿岸部に集中しています。世界遺産パンタナールがあるマットグロッソ、マットグロッソドスールでは都市部と比較すると低い値になっています。

ペルー:38万4797(前日より4913件増)

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南米感染者数2位のペルー。リマ、カヤオ、ピウラとブラジルと同じく都市部、沿岸部での感染者数が多くなっています。マチュピチュ観光の要所となるクスコでは感染者数3000人強となっており、都市部と比べると7分の1程度です。

チリ:34万5790人(前日より2198件増)

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チリの感染者は首都サンティアゴに集中しています(感染者数全体の68%)。チリの観光地

アタカマ砂漠があるアタカマ(2100弱)、パタゴニア地方にあたるアイセン(100未満)、ロス・ラゴス(2000弱)と低い値になっています。

コロンビア:24万8976人(前日より8525件増)

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コロンビアは南米の中でもコロナ感染が遅れてはじまったように感じます。南米2位の人口を持つことから現在急激に感染者数を増やしています。主に都市部(ボゴタ)に集中し(全体の30%)、続いてアンティトキア、沿岸部と続きます。それを合わせると感染者数全体の50%となります。

アルゼンチン:16万2526人(前日より4192件増)

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アルゼンチンの感染者数は都市部(ブエノス・アイレス)に集中しており、その割合は全体の56%になります。ペリトモレノ氷河やフィッツ・ロイ山があるパタゴニア地方サンタ・クルス州は23人と値が非常小さいです。ワインで有名なメンドーサは831人となっています。

ボリビア:6万9429人(前日より1148件増)

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最後にボリビアです。5月中旬より急激に増加しはじめています。引き続き感染者数は増加傾向で、8月末には10万人に届くと言われています。現地にいて印象的だったのは当初ラパスでは感染者数が多くありませんでしたが、7月に入り大幅に数を伸ばしていったところです。この増加に対し、行政の対応は7月31日よりラ・パスを全面封鎖(ロックダウン)を行い、対策を行うとのことです。
ウユニ塩湖があるウユニの行政区は40人となっています。

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南米のコロナの現状として、以前各国とも増加傾向にあり、その対策に動いています。規制と緩和を繰り返し行いながら、試行錯誤しているように感じます。また多くの観光地では感染者数が少なく、友人も多いため安心しています。これは南米がコロナが発生したあと、すぐに各交通期間を停止し、

人の移動を最小限にできたことが功をそうしたのではないかと思います。


未だに国間の移動、国内の移動が制限されている地域が多いですが、少しでも早く収束し、

また南米の大自然に触れる機会が訪れることを待っています。

Yoshi

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