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定時で帰るための心の準備を進める話

働き方改革が叫ばれる中、サッと机を片付けて定時で帰る人もいれば、定時から本格的に仕事をはじめる人もいる。そんな変わらない日常に疑問を持つ人が私を含め少なからずいるように思います。

仕事と私生活のバランスを保てるよう、時間あたりの成果や効率を求めるには、今まで曖昧だったことを明らかにする必要があります。例えば、仕事に関係ない話や、おやつ交換、コーヒータイムなどの時間をどうするか。

では、さっさと仕事を終わらせて一体何をするのか?目的もなく仕事を早く終えるくらいなら、多少遅くなっても楽しく職場で過ごすほうがいいのでは?!まずはそのあたりを明らかにする必要がありそうです。

確実に残業をやめるためのいい方法は、「先に夕方からの予定を入れてしまうこと」です。フィットネスクラブなどがおすすめです。わが社の社員は18時を過ぎると一斉にオフィスを飛び出していきます。(引用 本当の豊かさを手に入れる 人生と仕事の段取り術 小室淑恵著 PHPビジネス新書)
仕事は面白くやる、でものめり込まない。仕事と人生を同一視しない。定年後、時間ができてもそれまでの間に計画を立て、家族や友人と絆を深めるなどの準備をしておかないと、ようやくできた時間がただただ苦痛な「余生」になる。(引用 君はまだ残業をしているのか 吉越浩一郎著 PHP文庫)
ドイツの労働時間が短い理由として、労働者がたっぷりと余暇をとることは当然であり、会社は労働者の自由時間に干渉してはならないという、社会的合意が形成されている。(5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 熊谷徹著 SB新書)

働き方に関する様々な視点を見ていくと、仕事と私生活を分けて考えることが共通しているようです。職場や家庭など置かれている立場はそれぞれですが、自分で考え、動いてみて、これだと思えるスタンスが確立できるといいかなと思っています。

私は、小室淑恵氏がある講演の中で、「あなたの人生を評価するのは、職場ではなく家族である」と言われたことが大変心に残っており、それをヒントに試行錯誤の日々を送っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも本好きのエピソードを紹介していきます。

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