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フリーランスウェディングフォトグラファー・ヒロセの英語力は大したことない!!

フリーランスのウェディングフォトグラファーとして海外のコンベンションに参加し、海外のフォトコンクールに応募するためには当然英語が必要です。
さらに私の場合は、カンボジアでボランティアをしたり、タイに2ヶ月いたり、英語で写真を学んだり、海外からのお客さんを撮影したりと、ウェディングフォトグラファーとしては外国語を使う頻度はかなり高めだと思います。
そんな私も、日本の普通の英語教育を受けているだけで、帰国子女でも留学経験があるわけでもないので、20代前半カンボジアに行くまでは外国語を使う機会は皆無でした。

今日はそんな私の外国語上達法をお伝えします。

「海外行けないし」と思っている人
行けるようになってからで大丈夫ですか?

このブログを読んで
外国語が使えたら楽しそう!
今すぐやりたい!
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。


今の廣瀬の外国語力

今の私の外国語力のレベルですが

英会話
写真絵勉強したり、外国人のお客さんとコミュニケーションをとったりできるレベルなので、英語圏に旅行をしてもほぼコミュニケーションに困ることはありません。
ただ、特殊な訛りを聞き取れなかったり、ビジネス用語や専門用語を知らないということもあります。

カンボジア語
とても大好きな言語で、かつては旅行に困らない程度には使うことができました。しかし、渡航頻度が減ると共に忘れていくので、2年前に行った時には挨拶やレストランでの注文に困らないレベルにまで退化しました。
価格の交渉のような細かいコミュニケーションは難しい場合があります。

その他の言語
タイ語や中国語はカンボジア語と同様に挨拶やレストランでの注文などの旅行コミュニケーションレベルです。
またそれ以外に挨拶程度できる言語が、イタリア語とフィジー語といった感じです。
基本的には、その国に行く時やその国の人と接する機会あがある時は挨拶程度の会話はできるように勉強しますし、自分なりの上達法を使うので、こういう状態になることができました。


目的・メリットを明確に

そんな私が、英会話を身に付けたいと思ったきっかけは2003年に始めてカンボジアに行った時。
それなりに英語の勉強をしてきた自負はあったし、偏差値70近くあったし、英検2級だったし、それなりにコミュニケーションができると思っていたのですが・・・・
ほぼ、全くできない・・・
カンボジア特有の訛りがあるにしても、それは惨劇のような状態でした。
せっかく何かを伝えようとしてくれているのに、完全には理解できないし、何より困ったのが自分の伝えたいことを言葉にできないということ。
もう情けなくて、大きな自己嫌悪の塊のようになりました。

この時に
「コミュニケーションをちゃんと取りたい」という目的と
「コミュニケーションできればいいから、とりあえず伝わればいい」という作戦にたどり着きました。

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使えば使える

そして、いざ作戦を実行する場面に。
そう、飲み屋さんです。
国際協力のための団体から独立した後は、もちろん自分で旅程を決められますので、夜は飲み屋に行くのです。
今でこそカンボジアのシェムリアップのバーストリート周辺は無数のバーやレストランがありますが、当時は規模でいうと10分の1程度だったのではないかと思います。
私がよく行っていたお店は、店員も一緒に飲んじゃうようなお店だたのですが、その甲斐もあってとにかく仲良くなれるんです。
そして、ひたすら英会話を使える状況を作ることができました。

当時の私の様子がこちら・・・
ひどいですね。

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使えば使える。
「上手く話そう」
「完璧に話そう」
そんなことを考えず、とにかく伝えたいことを表現しようとする。
心の中にあるブロックさえ外れれば、カンボジアで英語を使って話すことなんて余裕になりました


笑顔で話そう

そしてその時、私はあることを思い返しました。
私が始めてカンボジアに行った時、私はどんな表情で会話をしようとしていただろうか・・・
相手の目を見ていただろうか・・・
上手に話すことに気を取られ、伝える心を持っていただろうか・・・
不甲斐ないあまりに、厳しい表情になっていなかっただろうか・・・
そんな私と話をした相手は、どんな気持ちになっていただろうか・・・

だからその時に決めたんです。
上手くその言語で表現できない時こそ、笑顔で話そうって。
※もちろんクレームなどは厳しい表情で伝えましょう!

ネイティブイングリッシュの壁

そこから何年かして。
写真の勉強のためにアメリカへ行くことにしました。

カンボジアでの飲みニケーションで気をよくしていたつもりはありませんが、「それなりにできる」と過信していたので、また大きな壁にぶち当たりました。
そうネイティブイングリッシュです。
なんせ早いんです。
だからゆっくりしか話せない自分に相手が苛立ってはいないかと不安になり、言葉が出なくなり、表情が曇るという悪循環に陥ってしまったのです。

その時に出会った人から
「あの時は何かに怯えているようで。何を言いたいのかよくわからなかった」
と言われ、同じ失敗を2度してしまったことに気づいたのは、実は一昨年のことでした。

実践あるのみ

https://yoshihiro-hirose.org/turnning-point

こちらの記事の最後にも書きましたが、幸運にも東京にいながらオーストラリア人マスターフォトグラファーの指導を受けられるようになったのですが、当然そのために使われる言語は英語でした。
つまり、仕事である写真のための日常言語が英語になったというわけです。

不思議なことにこの時も、下手なりに英語を使っていくことで恥ずかしさや緊張がなくなり、英語で表現することに抵抗がどんどん無くなっていきました。

結局、実践で使ってみて慣れていくしかない。

誰もがいうように、それこそが私の導き出した外国語上達法です!!


今すぐ楽しんで使えばいい!

もしあなたがコミュニケーションのため外国語を身につけたい、
つまりTOEICで点数を取るためや受験勉強のために外国語を身につけたいというわけじゃないなら、かなりオススメの方法です。

よく、「英語ができないから」という理由で海外の文化や技術を学ぶ機会や挑戦の機会を逃している人を見かけますが、「ヒロセもそんなレベルか」「こんなのでコミュニケーションができるようになるのか」と勇気を持ってもらえたら嬉しいです。

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