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五味太郎さんの「ちょうど良い。」

先日、よく伺う本屋さんで、
子供用に五味太郎さんの絵本を買いました。

数字についての絵本なのですが
その中に、とても共感ができるストーリーがありました。

クマさんが、知人のウサギさんの家に
お土産を人数分買ってお邪魔するというお話です。
人参やら、オレンジやら、ちゃんと人数分用意してるんですが
ドーナツだけ足りないんです。


でもそれは、五味さんの絵本の共通点の一つで
「ちょうど良い」を表現しているんです。

その心は、
「ドーナツを半分にすると人数分になる」
ということで、
それが「ちょうど良い」んです。


皆さんはどう思いますか?


私は、今の時代に、みんなが心のどこかで求めているテーマなのかなと
思ってしまいました。

今、コロナのニュースで、感覚が麻痺しつつありますが
街の経済活動の活気が弱くなってきていると実感しています。
それなのに、今までの生活スタイルを守る為に
無理をする。

それよりも、まずは「足るを知る」というような
これくらいで「ちょうど良い」ところに
安心があるのかなと思っています。

そしてそこに分かち合いがある。


私も商売をやりながらも、そもそもこれ以上
物を作り続ける必要はあるのかと
自問しながら、
世の中に新しい答えを出せるよう
唸りながら、つくだ煮を煮て
「いらっしゃいませ」をしています。

過剰な「ちょうど良い」にならないよう
贈った人も、貰った人も、自分で食べる人も
嬉しい気持ちになれるモノを提供していけるよう
頑張ります。

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つくしんホームページ https://www.tsukushin.jp


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