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自分の資質にあった働き方とは?

物語と書いて“しごと”と読む。

その心は、仕事…つまり働くことは“人生”であり、人生は物語であるということ。ひとの人生物語の中で仕事は大きな意味を持っている。

ここで言う仕事や“はたらく”とは、会社勤めの人の日常業務だけのことを指しているのではない。

“はたらく”の語源は「傍(はた)を楽(らく)にすること」とも言われているように、誰かのためを思って活動したことはすべて、“はたらく”ことなんだと思う。

そんな"はたらく"ことについて、長期間の育休をとって職場から離れたことをきっかけに深く見つめ直そうとしている。

長期育休、そして新型コロナを機に働き方を徹底的に見つめ直しながらも葛藤する心のうちを描くマガジン『物語と書いて“しごと”と読む』の4つ目の本編記事です。マガジンの概要はこちら。

新人時代を振り返って

誰もが数年毎に“新人”になっていると思います。

学生は小学6年、中学3年、高校3年、大学4年・・・人によってはもっと長かったり変則的な学校もあるけど、いずれにしても数年毎に新人扱いされます。

社会人になっても、異動やら転職やらで数年毎に新しい環境に身を置く機会というのは誰にでもあるだろうと思います。

今日、僕が話そうと思うのは、自分が社会人1年目〜3年目くらいの頃の話です。年齢でいうと21〜24歳くらい。今時の大学進学率を考えると20歳の頃から働いているというのは少し珍しいかもしれないけど、高専を卒業してそのまま就職したから働き始めたのは20歳でした。

当時の仕事を振り返って、どんなことをやってたか?それに対して何を感じていたか?どんな心持ちで仕事に取り組んでいたか?そんなことを思い出してみたいと思います。

思い出しながら、自分の仕事感、大事にしていたこと、過去から学ぶことなど、自分の中から引っ張り出してみたい。

社会人になる前に考えていたこと

さっきも言ったけど、僕は高専を卒業して就職したので、当時はまだ20歳だった。正直言って、まだ全然社会のことなんてわかってなくて、なんなら自分のことですらよく理解できていませんでした。

ちなみに自分のことをよく理解できるようになってきたのは、つい最近の話です。

今思えば、そんな状態でいながらよくもこれから働く会社を選べたもんだなと思います。

そんな僕が最初の就職先として選んだ会社と、その理由を最初に振り返っておきます。

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