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「あなたは何屋さん?」って聞かれるのがこわい僕の能力

物語と書いて“しごと”と読む。

その心は、仕事…つまり働くことは“人生”であり、人生は物語であるということ。ひとの人生物語の中で仕事は大きな意味を持っています。

ここで言う仕事や“はたらく”とは、会社勤めの人の日常業務だけのことを指しているのではありません。

“はたらく”の語源は「傍(はた)を楽(らく)にすること」とも言われているように、誰かのためを思って活動したことはすべて、“はたらく”ことなんだと思います。

そんな"はたらく"ことについて、長期間の育休をとって職場から離れたことをきっかけに深く見つめ直そうとしています。

自分の能力をたな卸しする理由

最近、自分の仕事…と言うか自分の”能力”について考えることが多々あります。先日は僕の本業についてこんな記事を書きました。

大手企業ではSNSで仕事に関することを発信することを嫌う向きがありますので、僕も今までは自分の仕事(本業)のことをほとんどnoteに書いていませんでした。

でも、そうやってどこか自分を隠してしまうことはやっぱり気持ちがいいものじゃないし、生きづらさを感じます。

今まではリアルな世界の自分と、ネットの世界の自分を分離して、まるでネットでは別人格であるかのように振舞ってきたところがありました。

でもそんなのはやめようと思っていることもあったし、ちょうど #私の仕事 という投稿企画もやってたということもあって、自分の仕事について書いてみたのでした。

そのついでに、と言ってはアレですけど、自分の能力についてたな卸ししようと思ってこうやって筆を執っています。

今日は職務経歴書でも書くつもりで、自分のスキル・能力について書き出してみたいと思います。

ちょっと自己アピール強めな記事に見えるかもしれません。ヨシヒロという人間に微塵も興味をお持ちでない方はこの先は読まれないことをお勧めします。

「あなたは何屋さん?」

自分の能力をたな卸しする前に、タイトルにも書いた「あなたは何屋さん?」という質問について書きたいと思います。

単刀直入に言うと、この質問が苦手です。何屋さん?って聞かれたら、”○○屋さん”ってひとつの答えを返さなきゃいけない感じがしますよね。

でも、僕は典型的なマルチ・ポテンシャライト気質で、「僕は○○屋さん」の○○に入る言葉をいくつも持っていたいタイプの人間です。

俗にいう”ゼネラリスト”ってやつかもしれませんが、この質問に「僕はゼネラリストです」って答えるのもなんかヘンだし、とりあえずは本業の仕事から「素材の分析屋さんです」って答えていますが。

でも本当は、「noteクリエイターです」とも言いたいし、「DIYする人です」とも言いたい。

もしかすると、多くの人は自分の仕事を指して「○○屋さん」と言って、その他のnoteクリエイターとかDIYerとかはサブ的な扱いなのかもしれません。

でも僕は、どれも自分を表すキーワードのように感じていて、だから一つだけ選んで「○○屋さんです」って答えることになんだか抵抗を感じてしまうのです。

「じゃぁ答えなきゃいいじゃん」って話かもしれませんが、みんなこういう話好きですよね(笑)名刺交換したらまずみんな聴いてくるじゃないですか。

「○○事業部ってことは、△△とかする人ですかー?」みたいなこと。

仕事で名刺交換するときはそれでいいんですが、プライベートで自己紹介しあったりするときにこういう話になると、なんかホントに説明するの嫌だな~とか思っちゃうんですよね。

まぁ僕はそんな人間なんですが、それでも「じゃぁ何ができる人なの?何がやりたい人なの?」って思われるでしょう。

職務経歴書だったらそういうこと書く必要がありますからね。

もし僕が職務経歴書を書くことになったら本業で培った能力をズラズラ書き連ねるんだろうけど、本当はそれ以外にも書きたいことがいくつもある・・・

職務経歴書には書かないけど本当は書きたい自分のスキル・能力

ということで、この記事は職務経歴書にはたぶん書かない”それ以外”の能力をツラツラ書いてみようと思います。

ストーリーのある文章を書く能力

そこまで書いたらいきすぎかな?とやや思うところもあるけれど、自己アピールだと思って書いておこうと思います。

これでもブログ運営歴は約5年、毎日noteは400日を超えています。長くやってりゃいい文章が書けるようになるとは限らないけど、数をこなすことにも意味はありますし、それなりに書き方も工夫してきたつもりです。

文章含め”伝え方”については、この5年の間にいくつかのオンラインサロンにも所属して勉強してきました。

作家である木暮太一さんや、プロブロガーのあんちゃさんのオンラインサロンに参加して文章力・発信力を学んできました。

まだまだ自分のものにできたとは言い切れないけど、それでも自分なりに学びの場をつくり、学んだことを実践してきたつもりです。

自ら発信することが苦手な人は結構多いと思いますが、そう思っている人からは一歩前に出られてるんじゃないかと自負しております。(なんてエラっそうに言ってみます)

SEOライティング能力

SEOとはSearch Engine Optimizeの略で、要するにGoogle検索で上位表示されやすくするための文章の書き方を指します。

これも長年ブログをやってることもあって、意識して本気で書けばそれなりに上位表示を獲得できる自信があります。

最近はSEOだけでは検索上位に表示されないとも言われますが、それでもある程度意識して書けることは大事なのかなと思います。

この辺のスキルは今の本業ではまったく活かせてないけど、これからはもっと活かしていきたいなぁとも思います。

(ちなみにnoteを書くときはまったく意識していませんが、どうやらSEO効果を発揮しているらしい記事がいくつかある模様・・・)

後先考えてるようで考えてない行動力

新たなコミュニティに飛び込んでいったり、「はじめまして」な方ばかりの場所に参加するのは得意でない人も多いかもしれません。

僕も昔は、そういう場にはとても苦手意識を持っていました。

でも、1週間くらい悩みに悩んでやっとの思いで参加登録ボタンをポチっと押したとある読書会イベントで、たまたま隣に座った人と今でも一緒に活動する仲になりました。(ちなみにこの人→よさラボのチィさん

この出来事がきっかけで、今までためらってけっきょく行動には移せなかったけど、どんどん新しい場に足を運んだ方がいい!というマインドに切り替わりました。

それ以来、「迷ったら参加する」という精神でいろんな場に顔を出してみています。

もちろん「今日は居心地悪かったなー」ってときもゼロではないけど、それでも勇気出して参加してみたことに対しては自分を褒めてやりたいし、「こういう場は自分に合わない」とわかっただけでも収穫です。

けっこう慎重な性格なのでどんな場に参加するか?とか、どんなモノを選ぶのか?とか、選択にすごい時間がかかったりするけど、最後は「えぇい、もう行ってしまえー!」と参加ボタンをポチります。

たぶん、そうやって(自分の中では)大胆に行動してみても、根は慎重派なので死ぬことはないでしょう。そういう意味で自分への信頼感みたいなものが増したのも、あれこれ行動してみてよかったなと思うところです。

誰かのサポートに親身になれる力

これ、うまい表現が見つからないんですけど、懇意にさせてもらっているビジネスパートナーや同級生やnoteのフォロワーさんや地域の人などに対して、素直にサポートを申し出てみては、自分のキャパを少し超えてたことに後から気づいたりしてけっこう必死で頑張る、みたいなことがあります。

でも、目の前にいるその人の助けになんとかしてなりたい、という素直な思いはあって、その人と一緒に何かを達成できれば、自分の”できたことコレクション”が1つ増えるということが僕にとってのご褒美になります。

サポートをするからといって基本的に見返りは求めません。最近はWEBサイト制作を有償で請け負うということもやってはいますけど、絶対にいただいた額以上のものをお返ししようと決めています。(そもそもそれほど多額はいただきませんが)

少し話を戻すと、”自分ができたことコレクション”というのは、マルチ・ポテンシャライトでストレングスファインダーの第一の強みが『収集心』の僕にとってはこれ以上にないご褒美になります。

だから、目の前にいるその人のことをとにかくサポートしたいと思うんです。それが自分のモチベーションになるんです。

そういう働き方がずっとできたら、僕は仕事に困ることはないのかもしれません(笑)

おわりに

おわりに、と書きながらもっと細かいスキル的なことは挙げればきりがないなぁと思います。DIYでモノ作りする能力とか、SketchUpをそこそこ使いこなす能力とか、右利き用の道具を左手で器用に使う能力とか(←どうでもいいw)。

でも文字数が3,500を超えてきたのでここらでおしまいにしておこうと思います。

こうやって自分のできることを書き出してみると、「自分はこういう働き方に向いてるかもしれない」ということがなんとなく見えてくるなぁと改めて思います。

僕の場合は、「オレについてこい!」と先人きって先頭をひた走るようなタイプではなくて、どちらかと言えばサポート役として一緒にビジョンを実現しようとするタイプなんだろうなぁと。

そういう働き方が自分には合っていて、そういうポジションで成果を出せるんじゃないかと思うんですよね。

会社のバックオフィスやサポート部門もそうだろうし、専門知識やスキルを使ってお客様のサポートをする仕事も合ってるかもしれません。

兎にも角にも、改めて自分のスキル・能力を見直すというのはこれからの働き方を考えるうえで大事なことだなぁと思いました。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


マガジンの企画当初、この記事は有料記事にする予定でしたが、有料にしてどうすんの?って内容になってしまったので無料公開ですw

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これまでの仕事の経験を棚卸しし、“はたらく”について真剣に見つめ直してみる取り組みです。同じように働くことを見つめ直したいと思っている人の参考になれば幸いです。

8ヶ月間の育休中に考えるAfterコロナ時代の“はたらく”について内省し、これからの働き方戦略を考える。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!