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『シンプルだから、贅沢』を読んで

初めまして、アベラゲです。

今回は、本を読んでみての感想?をお伝えしたいと思います。

去年の秋頃から「ミニマリスト」というものに興味を持ち始めました。
シンプルな生活、少ない持ち物で生活
というような、イメージのある「ミニマリスト」

もちろん「ミニマリスト」の一つの形であるとは思うんですが、

自分はそこまでするのはちょっと・・・

けど、憧れる!

という思いで「シンプルライフ」というものを始めてみました。
実際に始めてみて数ヶ月、
ミニマリスト、シンプルライフの本を読んでみたいと思い、
「シンプルだから、贅沢」という本に出会いました。
読んでみて、自分なりの要約をしていきたいと思います。


核となる文章は、
「創造的なシンプルライフとは、ブランドやマスメディアの宣伝文句に踊らされず、他人の目には流行遅れに映ったとしても、あらゆる分野において、自分に好みに合った最良のものを追求していくこと」
だと、思いました。
自分の好みに合った最良のもの追求するためには、
自身の価値観というものを意識する必要があるなと思います。


贅沢な時間というのは、心の余裕なのかな、と思います。
朝、出勤するために忙しなく準備するのではなく、
ゆっくりと準備ができ、朝の時間を優雅に過ごすことができる。
朝の時間をゆっくり過ごすことができるのは贅沢だと思いませんか?

僕は朝、早起きをして
読書・散歩・コーヒーを飲む
という時間を過ごしてから仕事に行っています。
仕事のある日でも、こういう時間があると自然と気持ちが明るくなります!

朝、ゆっくりとした時間を確保するためには、
夜は夜更かしをせず早く寝ることが必要です。僕は11時前には寝るようにしていますね。スマホ・携帯を見ることをやめる、そのことを意識するようにすれば、早く寝れるようになりました。
暇つぶしにスマホをみている時間て何も生み出さないし、寝る前だと睡眠の質を落としてしまうので良いことないなってことが動機です。

心が落ち着く時間や生活というのが、シンプルだけど贅沢な過ごし方なのかな、と実感しています。


ミニマリストはお金を使わない!
のではなく、
賢くお金を使うべきところには使う、というのが正しいのだと思いました。

普段は質素な生活で、無駄遣いをしない。
たまに、レストランで美味しいご飯を食べたり、普段なかなかできないような経験、例えば旅行とかですかね?そういったことにお金を使って、生活にうるおいを与える、というお金の使い方をする。

僕がよくみているYouTuberも「お金を使う力」について述べています。
お金を稼ぐや貯めるということも大切ですが、賢く「お金を使う」ということにも意識を向けるべきなんだなと再認識しました。

「ミニマリストは必要最低限のもので生活するからこそ、よく使う日常品にお金をかけることができる」、と書いてありました。
必要最低限なもの、というのは人によって違うと思いますが、例えば持っている服や靴、カバンなど、必要最低限に数を減らすことで、持っているものは「自分にとっての一軍」「どんな服装をしても自分のテンションを高く保ってくれる」ようになります。
数を厳選することで、今までたくさん買っていたものを抑えて、その分良いものを買う。自分のお気に入りだけになる。テンションが上がる、という好循環に入ります。

厳選して選んだ質の良いものは、長期間愛用できるようになり愛着が湧くようになります。愛着が湧けば手入れをするようになり、物を大切に扱います。
手入れをするような大切なものは、新たな価値を生み唯一無二となります。
そうなれば、新たにものを買おうとも思わなくなるし、次に買うとしたら、それよりも良いものと出会うか、大切にしていたものがこれ以上使うことができなくなるか、だけになります。

不必要で必要以上のものは買わない。
長期間愛用できるような、質がよく自分のテンションをあげてくれる一軍であるものにお金を使う。
生活にメリハリをつけることで、贅沢を堪能することができる。

ということなのかな、と僕は感じました。

ただ、質の良いものや良い体験というものは、実際にそれに触れてみないとわからないことが多いと思います。
良いサービスと言われていても雰囲気が自分に合わなかった、
デザインが良いと言われていても実物は好みの色じゃなかった、
そういう失敗もあるはずです。

でもきっとそれは、自分にとって価値観を形成する上で必要な体験であり、経験なのだと思います。


今までお金の使い方で失敗してきたもの、使わなくなったものはどうしていますか?押し入れやクローゼット、引き出しの中に眠っているものはありませんか?

この本には、いっときの感情で買ってしまったものや、もう使わないのに捨てられずにいるものには「エネルギー」を消費してしまっていると書かれています。

確かに、もので溢れかえっている時、使いもしないものを片付けるのにエネルギーを使ったり、使わないのにそこにあるのが邪魔で生活しづらかったり、そういった経験がある人は少なくないと思います。

僕はそういう経験があったので、思い切って服とかよくわからない部品など、思い切って捨ててしまいました。
そうすれば、片付けるということに余計なエネルギーを使わずに済んでいるような気がします。まあエネルギーっていう目に見えないものなので、精神論といえばそうなんでしょうけど、大切なことかな、と僕は思います!

自分にとって良いもの、エネルギーの消費を抑える、むしろエネルギーを貯めてくれるようなものってどういったものなのか。

それは、使い心地や扱いやすさ、コンパクトさ、それであることの「こだわり」です。僕は、「こだわり」という言葉が最近好きになりました。
「こだわり」には、使い心地や扱いやすさ、自分の価値観など、大切なことが全て詰まっていると思っています。
「こだわって生きる」「こだわってものを選ぶ」
こだわりのある人生ってかっこよくないですか?

こだわりを持つことは、無駄遣いやエネルギーの消費を抑えることができると思いますし、こだわるからこそ、お金の値段だけではない、自分にとって質の良いものを選べるんだと思います。

「こだわりが強い人はモテないよ?とか嫌われるよ?」とは耳にしますが、
そんなことは気にしなくていいと思います。
こだわることは、誰かにモテるためでも好かれるためでもなく、自分が自分であるためにしていることなんですから。ただ、自分のこだわりが誰かの迷惑になるようなら、別問題だとは思いますが・・・(汗)


心に余裕のある人やこだわりを持って生きている人は、「優雅」に見えます。
ブランド品を身に纏い派手な格好をするのではなく、物腰が自然で温かみを感じることができる人が優雅な人です。
優雅はシンプルな心から生まれ、ささやかな「こだわり」がシンプルなセンス良さを引き出します。
大切なのは、人の目にどう映るか、自分をどれだけ目立たせるかというよりも、感性を満たすものか、感動を与えるものであるかどうかです。

不足しているものに無頓着でいられること。客観的に見られるようになり、
動作も的確になり、軽やかに優雅になります。
無頓着でいるということは、不足していることから目を逸らしたりすることではなく、不足していることを理解し受け入れるということです。
理解し受け入れることができているからこそ、心に余裕が生まれ、動作も的確に軽やかになれるのです。


どうだったでしょうか?
ミニマリストやシンプルライフについて少しは知ってもらうことができたでしょうか。
僕は、この本を読んで学んだことを今後も実践していきたいと思います。

また本を読んだら、このように紹介したいなと思いますのでよろしくお願いします。

それではまた!

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