新人看護師の心得 仕事の覚え方

初めまして、アベラゲです。

今回は新人看護師の心得についてお話ししようかなと思います。

心得といっても、僕が経験してきたことや見てきたことで
「こうした方がいいんじゃないかな?」
と、思ったことをお伝えしようと考えています。

新人看護師に限らず、新社会人になる人に共通することなのかな??

ではいきましょう!


【先輩から教えてもらったこと】

仕事を覚える上でまずは、先輩から仕事のやり方や注意事項っていうものを教えてもらうと思うんですけど、それってどうやって覚えますか?

まあ、早く覚えるってだけなら「実際にやってみる」「たくさん経験する」の方が
早く覚えられるわけですが、教えてもらうことって1つや2つじゃないですよね?

新人も多い、職場が忙しい、といった環境であれば、一度にたくさんのことを教えてもらうことになるし、実際に何度も経験するって難しいんじゃないかなと思います。

一度聞いて、全部覚えられたらいいんですけど、実際はそううまくいきません。

仕事の雰囲気になれたり、仕事のやり方やルールをたくさん教えてもらったり、毎日毎日やることいっぱいでへとへとになります。

そうこうしていると時間が経っていき、こんなことを言われるようになります。
「あの子、前に説明したのに全然覚えてない!」
「この前教えたのに、全然できない!」
「教えたことを、全然メモにも取らないし、覚える気がない!」

あーーーー、辛いですよね。

そんな辛い日々を、少しでも緩和する方法をお伝えしましょう!

それは・・・・

『メモをとる!(なんとなくでもいい)』です!

なんとなくでもいい、ということを具体的に説明していきます。

現場の教育なので、人対人なわけです。
教え甲斐のある新人であれば、先輩の機嫌も良くなり、
ためになることもたくさん教えてくれるでしょう。
「おっ!あの新人やる気あるな」と先輩に思ってもらえる方が
新人であっても仕事が多少なりしやすくなるわけです。

メモをとる、ということは、
「あなたの話を必死に聞いて覚えたいです!」という、サインになるわけです。
なので、教えてもらったことは「メモを取る」ようにしましょう!

「メモを取るのはいいけど、たくさん教えてもらうのに、全部を書き取るって
無理ゲーじゃない?」と、思う人もいると思います。

その通りです!全部は無理です!
僕は字を書くのが苦手で、字は汚い、書くのは遅い、だからメモは取りたくない
という新人でした。
教えてもらうことが多いと、全部はやっぱり書き取れないですよね。

そこで重要になるのが、「なんとなくでもいいから書く」です。

メモを取る➡︎やる気があるよーっていう姿勢
なんとなくメモする➡︎あとで思い返すための記録装置

くらいでいいわけです。
1回聞いて書いたくらいで覚えられるなら苦労はしませんし、
覚えられる内容ならメモに取る必要性なんてありません。

やる気があります!というアピールすることが大切です!

1番の目的は、
「教えてもらった仕事を(何かを見ながらでも1人で)できる」なわけです。

何かを見ながらなので「メモ」でもいいわけなので、しっかりメモにとり、
それを見返してできるようにする、でもいいわけなんですが、
僕みたいに字を書くのが苦手な人もいると思います。

そういう人は、上記したように「思い返すための装置」
として利用してはどうでしょうか?

一度聞いてもできないのであれば、できるようになる工夫が必要になります。

メモ帳に手順を書き込むのが苦手なら、
資料を印刷してそこに書き込んだらいいんです。
スクリーンショットして、クリックする箇所にラインマーカーや数字を書けばいいんです。
Wordで手順を打ち込んで、ハガキサイズに印刷して持ち歩けばいいんです。

それらを見ながらでも、1人でできるようになれれば全然いいんです!
それを作る準備として、メモを「思い出すための装置」として活用してみてはどうでしょう?
覚えたら、それらはポイしっちゃってOK!

大切なのは、
教えてもらったことを、正しく、丁寧に、1人でやり切ることができる!
そのための方法があるなら、メモ帳に全部書き込まなくても大丈夫!

そうすれば、
仕事を覚えようとする姿勢も示すことができるし、
自分なりの方法で教えてもらったことをまとめることができるし、
仕事を1人でこなすことができるようになるし、
自分なりにまとめてきたこと、1人でできるようになったことが、評価されます。

あと、覚えるために補足ですけど、
実際に書いたりまとめたりしなくても、
頭の中で思い返すだけでも全然違うと思いますよ。
特に技術的なことって文章にするのが難しかったするじゃないですか。
頭の中でしっかりの手順がイメージできれば、イメトレは完璧。
けど、曖昧なところがあったなら、それは再度確認しておかないといけないところだし、実際に紙などに書いてまとめる必要がある箇所なのかも知れないです。

これは、僕の職場の仕事を覚えるまでのステップなんですけど、
1、見学 ➡︎ 2、見守りのもと実施 ➡︎ 3、自立

初めて教えてもらってから3回目で自立しないといけないわけです。
もちろん、3回だけなのか!といえば、実際はそうではないでしょうが、
他の仕事もあって忙しい状況なのに、ずっと新人についてられない、と言われてしまえば、肩身が狭くなっちゃいますよね。

でも、
「なんとなくメモにとる」「自分なりのまとめ方をする」「イメトレをする」
これらのことをちゃんとこなせていれば、肩身が狭い思いをする機会は
ぐーーんと減らせると思います。

メモにとる➡︎覚えようとしている姿勢が見える
自分なりにまとめている➡︎覚えるための自主性が感じられる
イメトレをする➡︎わからないこと、自信のないことが明確になっている

これれのことが相手に伝われば、4回目でも5回目でも、
「やる気があるんだな」っと思ってもらうことができます。


色々といってきましたが、1番は仕事を早く覚えることなので、自分なりの方法があるのなら、それが一番いい方法だと思います。

ただ、先ほどもいったように、現場の教育は、人対人、なので、
相手から自分がどう映っているのか、ということにも意識をしてみれば、
少しはストレスを減らせるんじゃないかなと思います。


ではまた!

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