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社内教育の足掛かり

5月31日 月曜日

朝はいつもの近くの喫茶店でモーニング。長女は土曜日運動会の振替休日で一日中面倒、妻に負担がかかった。そしてついにアサガオの芽がでてきた。やはり専用の植木鉢でないと芽がでないことが判明。長女喜ぶ。昼は弁当残り。

夜はお気に入りのおにぎりと鳥の唐揚げ。

月曜日にしては気分良く仕事ができた。ただ、なお忙しい。夜は寝床にはやくつきすぎてあまり寝られなかった。やっぱり眠くなって寝るのが一番眠れる。まあいつもはよく寝られる体質なのでいい方だ。

午前中、パートの従業員の方にボルトの本数拾い出しについて教えた。建築の知識が少し必要だが、何かモチベーションアップのきっかけになればいいと思った。自分は、正社員とかパートとか分け隔てなくいろいろ挑戦してもらっているが、今回じっと机に向かって集中する仕事を試してもらい、少し興味がありそうで、嫌そうでもなかったので、電話やメールなどでのお客への対応とか、そういったコミニケーションに関わることは難易度が高いのではないかということに気づいた。そして、なかなか仕事の習熟度が高くない人は特に、コミニケーションを有する仕事よりも机に向かって一人集中することが好きな人も多いと感じた。自分もどちらかというと、実は、相手を気にする仕事よりも1人で集中することが好きなのかもしれない。これはやはり、人間の悩みのほとんどは、人間関係に関わることであると言われる所以であるのかもしれない。あまり人がどう感じるか気にしないというような自分でも、正直に言うと、利害関係にある人にどう思われているか気にしないと言えばウソになる。ただ、フリーランスの人などに話を聞くと、ずっと1人で集中する仕事を続けていると、孤独だとも聞くからなんとも言えない。結局ないものねだりなのかということになってしまう。

従業員の方へは自分でいろいろ自発的に学んでほしいというが、今回、新しい仕事を教えることによって、ある程度きっかけというか、知識を与えないと、そのモチベーションも湧かないのではないかと思った。こちらからすると、日々の業務の中でこれなんだろう、どうしてだろうとか都度考えて工夫して勉強してほしいと言うが、そこに面白みがないのであったらどうしようもない。やっぱり伝えないと相手というのはわからないように、ある程度、こう成長したら、これだけ給料が上がるという風に、明確に示すことも大事である。曖昧だとどうがんばっていいかわからない。

忙しいと、教えるということは後回しにしてしまいがちだが、教えることが積み重なるとけっこう後で大きく自分にも返ってくるし、大きな気づきも得られ、どうやって説明すればいいか考えることによって想像力も鍛えられると思うので、できる限り教える時間をとりたいと考えている。教えるということはかなり面倒でイライラするし、みな疎かにしがちだが、粘り強くやれば大きな花が咲くこともある。もし、縁がなく、従業員の方が職場を離れることがあっても、その人がどこかで教えたことが役立てば社会に貢献できると思えばいいし、そう考えるよりやりようはない。

教育というと、しっかりとした社内教育を想像しがちだが、やはりコツコツと教えることが大事だと思う。1人教えれば、その人が次の人に教えるというように雪だるまのように大きくなり、大きな会社になる会社は大きくなっていったのではないかと想像する。大きな会社を継いだ後継者よりも小さな会社を継いだもののほうが、成長の過程を味わう喜びをよりわかると思って、それを励みに頑張っていきたい。最近、千原ジュニアさんがインタビューされていたYouTubeの番組で、ある違う別の番組でいろいろな経営者に会った中で、優秀な経営者の特徴は何かと聞かれていて、全員がたとえをもって説明するのがうまいと言っていた。
(https://youtube.com/watch?v=k4wwSQ-6Y98&feature=share)

#千原ジュニア#教育#建築#ボルト拾い

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