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100円ショップから考える貯蓄と投資

100円ショップなどでは、必要でもないのに、安いので必要以上のものを買ってしまう経験がある人も多いだろう。それが100円ショップの儲かる源泉だと見ているが、興味深い。単価が100円だから、バイト代などの経費を考えても、相当な数を売らないと利益がでないのではと考えてしまう。

必要でないものに先にお金を使わせるというのは、経済学で言う限界効用の考え方に通じて、パッケージ品を買うことによって、先に消費者にお金を払わせ、生産者は得をするというようなことに似ていると考える。

実際、ファスナー付きのポーチはたくさん書いすぎてしまい、一時期相当な数があり、無駄遣いしてしまったなと思った。必要でもないのに、消費者は買って、その得た現金で100円ショップは投資できたりする。
しかし、そういったポーチは整理整頓などで、分けたりする時にいろいろ使い、また、100円ショップのファスナーは壊れやすく、あれよあれよと少なくなっていった。先日は、家族とは別の自分用の薬を仕分けるためにそれらのポーチを使用した。

はじめにたくさん買うことによって機械費用が高くなるけれども、後から役立ってくるのは得をしたようで、消費者側も生産者側も投資効果のようなものが出てくるような気がした。

そう考えると、誰でもお金をお金のまま保持するのが一番損をするのではとも思えてしまう。自分の中では、お金をお金のまま持っておくというのは、貯蓄と考え、食べ物をそのまま保管しておくと腐ってしまうようなことに似ているから、貯蓄は投資効果が小さいと考えている。

ただ、食べ物でなくて、貴金属などのものを保管していたら、価値が上がることが多いので投資の考えに近く、貯蓄と投資はただの概念の違いであり、表裏一体であるなと思うのであった。だから、貯蓄と投資というのは消費されなかったものという点で共通して、一致するということになるのだろうか。

#100円ショップ #ファスナー#経済学#限界効用#限界費用#貯蓄#投資

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