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サンセットウォーカーヒルワイナリー見学会

昨日は若鯱会の例会でサンセットウォーカーヒルのワイナリーを見学し、その後レストランで食事をさせて頂いた。オーナーは証券会社勤務を経て、独立して事業を立ち上げたが、社員の横領やコロナでの需要低迷などがあり、一度事業失敗に終わった経験を持ちながらも、その後アメリカのオレゴンのワイナリーに感銘を受け、その感動を日本でも与えたいという思いの元、常滑市でワイナリー事業を始め、長い年月をかけ50歳中盤の今やっと軌道に乗り始めた。

農業を始めるにあたり免許を取得する必要があり、法律上レストランを併設することができなかったことについては、安倍政権時代の国家戦略特区を活用したりするなど、規制突破や資金集めに大変苦労された話も聞かせて頂いた。

正確な話は覚えていないが、まだワインが好きでない人をターゲットにワインを好きになってもらいたく、美味しいワインというより、なんとなく手に取ってもらえるなワインの製作を考えておられるとのこと。オーナー自身お酒は飲めないとのことだが、味覚についてなど科学的に大変勉強されており、製作者は必ずしもお酒は飲めなくてもいいというなどの話から事業に対する興味と情熱を伺い知れた。

事業を継いだ自分と比較して、波瀾万丈な人生で行動力の凄まじさに圧倒された。しかし、オーナーが言うには事業を継承する人も大変さは同じで、自分の今の抱える問題などはちっぽけに思えたが、話を聞くことにより励まされた。話を聞きに行った経営者仲間も同じようにそれぞれ苦労して事業を始めたり継続してき人達だというのがまた不思議な光景だった。

カメラマンや求人などもインスタグラムを活用して発掘し、はじめは無料で働かせて信用を得たところで有料にするなどの詳細も聞き、経営のヒントになった。そして、今日早速自分は自社のインスタグラムに修正を加えた。

経営者なんてものはいくつも来る問題を次々乗り越えて強くなっていくのであり、問題をチャンスとして活かして、粘り強くしつこくやっていくいくより他ないのだろう。そのためにこうやって色々な別のビジネスをやられている経営者の話はとても刺激になり励まされる。こういった交流も簡単なことばかりでないが、粘り強く続けていきたいと思ったのであった。


#若鯱会 #異業種交流会#サンセットヒルウォーカー#ワイナリー#経営者#経営#国家戦略特区

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