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育児の工夫は誰のため?〜新生児ママの戦い〜

2週間ほどサポートさせていただいたママ。赤ちゃんの吐き戻しに悩んでおられました。

噴水のような勢いで吐いていないのと、体重は増えていることから病院にいくほどでもないとアドバイスいたしました。少し便秘気味なのも原因かもしれませんね。寝る姿勢を工夫したり母乳とミルクの量に気をつけて様子みましょうと。

次にお伺いしたとき、ベビーが寝るところにちょっとした工夫をされていました。頭の部分をタオルで高さを出して、吐いてもいいようにガーゼやタオルを重ねていました。さらに小豆をいれて使用する手作りのかわいいカイロ。便が出るようにお腹の上に乗せてあげてるそうです。

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それでも、まだ吐いちゃう赤ちゃん。

次にお会いしたときは、着替えさせた瞬間に吐いてを繰り返し、家中のタオルとベビーの服がなくなったそうです。  旦那さんに「次、吐いたら捨てるから」とメールしたそうです。パパびっくりしただろな笑


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それでも、ママの工夫は続きます。タオルをくるくるして赤ちゃんをうつ伏せに乗せていました。「これで、お腹のガスがけっこう出るんです。」

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くるくるタオルに乗せられたベビーを見て、大笑いしてしまいました。気持ちよさそうに寝ている姿がかわいいし、ママの試行錯誤のアイデアが泣けるしで、、、、

そして、やっぱりいろいろとSNSなどで調べ、                

「ミルクの種類が原因かも??」

に、行き着いたそうです。以前、ミルクに使用するお水によっても吐く子もいるので気をつけるようにはアドバイスしたのですが、ママはミルクそのものが原因ではと思ったようです。

そして、たまたま試供品でもらったミルクがあったので飲ませてみたら、少し落ち着いたそう。飲み比べもしたそうで(!)「味も全然違うんです!」と興奮気味。。

以前から思うことですが、ママは本当にすごい。四六時中、どうすればいいかを考えています。

ここで大事なのは、この涙ぐましい努力は誰のためでしょう???

吐いてかわいそうなベビーのため?

便秘がちな我が子のため??



自分のためです。


「ええっ。ベビーのためじゃないの〜??自分のためって親としてどうなの??」と、思われるかもしれません。

でも

吐いたら、掃除して洗濯するのはママ自身。

便秘で機嫌が悪ければ、抱っこ地獄に耐えるのもママ自身。

全部、自分に跳ね返ってきちゃうんです(ーー;)

ママ自身がイライラすると結局は赤ちゃんにぶつけることになるので、自分が辛くならないように、心も体もゆとりを残せるように、工夫と努力を重ねるのです。

産後ヘルパーを頼んでいただくのも、そのためです。少しでも心にゆとりある日々を送れるようにして、育児を楽しんでもらいたいのです。

ママ自身が楽な方へ楽な方へ行くことは決して悪いことではありません。結局はママのゆとりある日々がベビーのためになるんです。

抱っこのまま、もうすぐ寝そうな我が子のために、トイレも我慢する。

これがあれば、ぐっすり寝るかもと思い、ネットショッピングでポチッとしちゃう。

日々試行錯誤する、こんなママたちが可愛くて大好きです。

⚠ちなみに寝てるベビーの隣で、大きなクシャミかますパパ。そりゃ、差が出るよね、、、



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